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賞
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しょう
ふりがな文庫
“
賞
(
しょう
)” の例文
じっさいそれは、アメリカだちょうと、
称
(
しょう
)
せらるるものであった。全身は灰色で、その肉は
佳味
(
かみ
)
をもって
賞
(
しょう
)
せらる。
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
答
(
こた
)
えは
正
(
ただ
)
しかったけれど、
孝二
(
こうじ
)
に
賞
(
しょう
)
を
奪
(
うば
)
われて、
残念
(
ざんねん
)
そうに
見
(
み
)
えました。そのうちに、いずれも
出
(
で
)
つくしました。
生きぬく力
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
サア、味噌までにも及びません、と仲直り気味にまず予に
薦
(
すす
)
めてくれた。花は
唇形
(
しんけい
)
で、少し佳い
香
(
かおり
)
がある。食べると甘い、
忍冬花
(
すいかずら
)
であった。これに
機嫌
(
きげん
)
を直して、楽しく一杯酒を
賞
(
しょう
)
した。
野道
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
これは
私
(
わたし
)
のものだから、ほうびをくれないなら、さっさと
持
(
も
)
って
帰
(
かえ
)
りますよ。
較
(
くら
)
べて
見
(
み
)
れば
分
(
わ
)
かるものを、
賞
(
しょう
)
をくれるのを
惜
(
お
)
しんで、ただ
貸
(
か
)
してくれいもないものだ。
公園の花と毒蛾
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「
大根
(
だいこん
)
でも、なすでも、
芋
(
いも
)
でも、なんでもよくできたものには、一
等
(
とう
)
、二
等
(
とう
)
と
礼
(
ふだ
)
がついて
賞
(
しょう
)
が
出
(
で
)
る。」ということを
聞
(
き
)
くと、ふと、おばあさんは、
胸
(
むね
)
に
思
(
おも
)
い
出
(
だ
)
したことがあります。
公園の花と毒蛾
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
▼ もっと見る
「
作
(
つく
)
り
人
(
ひと
)
は、だれでも、
私
(
わたし
)
が
買
(
か
)
ったのだから、この
大根
(
だいこん
)
は、
私
(
わたし
)
のものでございます。
賞
(
しょう
)
は、
私
(
わたし
)
がもらいます。」と、おばあさんは、それになんの
不思議
(
ふしぎ
)
があろうかといわぬばかりにがんばりました。
公園の花と毒蛾
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“賞”の解説
賞(しょう)とは、表彰の一種である。個人または団体に対して審査・判定をした上で、ある分野での秀逸性や達成した業績を讃える目的で贈呈あるいは授与されるもの。英語風にアワード、アウォード、プライズ(award, prize)などと言う。なお、賞を贈ることを授賞(じゅしょう)、賞を受けることを受賞(じゅしょう)といい、受賞した者を受賞者という。
(出典:Wikipedia)
賞
常用漢字
小5
部首:⾙
15画
“賞”を含む語句
賞讃
賞翫
褒賞
賞牌
賞玩
懸賞
鑑賞
翫賞
賞揚
勧賞
御賞
賞賜
賞味
賞賛
賞美
歎賞
賞罰
御賞翫
大懸賞
激賞
...