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費
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ひ
ふりがな文庫
“
費
(
ひ
)” の例文
仰しゃることはごもっともですが、しかし現在の
顓叟
(
せんゆ
)
は、要害堅固で、季氏の領地の
費
(
ひ
)
にも近いところでございますし、今のうちに始末を
現代訳論語
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
〔評〕南洲、
顯職
(
けんしよく
)
に居り
勳功
(
くんこう
)
を
負
(
お
)
ふと雖、身極めて
質素
(
しつそ
)
なり。朝廷
賜
(
たま
)
ふ所の
賞典
(
しやうてん
)
二千石は、
悉
(
こと/″\
)
く私學校の
費
(
ひ
)
に
充
(
あ
)
つ。
貧困
(
ひんこん
)
なる者あれば、
嚢
(
のう
)
を
傾
(
かたぶ
)
けて之を
賑
(
すく
)
ふ。
南洲手抄言志録:03 南洲手抄言志録
(旧字旧仮名)
/
秋月種樹
、
佐藤一斎
(著)
嫁入
(
よめいり
)
の時に持って来た
衣服
(
いしょう
)
道具などはいつしかもうこの無情な夫の
遊蕩
(
ゆうとう
)
の
費
(
ひ
)
となって失われておった。
二面の箏
(新字新仮名)
/
鈴木鼓村
(著)
このためには、現在魯侯よりも勢力を
有
(
も
)
つ季・叔・孟・三
桓
(
かん
)
の力を
削
(
そ
)
がねばならぬ。三氏の私城にして
百雉
(
ひゃくち
)
(厚さ三
丈
(
じょう
)
、高さ一丈)を
超
(
こ
)
えるものに
郈
(
こう
)
・
費
(
ひ
)
・
成
(
せい
)
の三地がある。
弟子
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
子路、
子羔
(
しこう
)
をして
費
(
ひ
)
の
宰
(
さい
)
たらしむ。子曰く、
夫
(
かの
)
人の子を
賊
(
そこな
)
わん。子路曰く、民人あり、社稷あり、何ぞ必ずしも書を読みて、然して後学びたりと為さん。子曰く、是の故に
夫
(
かの
)
佞者
(
くちさときもの
)
を悪む。(二五)
孔子
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
▼ もっと見る
一、受教の
費
(
ひ
)
は毎月金二
分
(
ぶ
)
ずつ払うべし。
慶応義塾新議
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
魯の大夫季氏が
閔子騫
(
びんしけん
)
を
費
(
ひ
)
の代官に任用したいと思って、使者をやった。すると、閔子騫は、その使者にいった。——
現代訳論語
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
公山弗擾
(
こうざんふつじょう
)
が、
費
(
ひ
)
に立てこもって叛いたとき、先師を招いた。先師はその招きに応じて行こうとされた。子路はそれをにがにがしく思って、いった。——
現代訳論語
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
子路、
子羔
(
しこう
)
をして
費
(
ひ
)
の
宰
(
さい
)
たらしむ。子曰く、
夫
(
か
)
の人の子を
賊
(
そこな
)
うと。子路曰く、
民人
(
みんじん
)
あり、
社稷
(
しゃしょく
)
あり、何ぞ必ずしも書を読みて、然る後に学びたりと為さんやと。子曰く、是の故に
夫
(
か
)
の
佞者
(
ねいしゃ
)
を
悪
(
にく
)
むと。
論語物語
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
費
常用漢字
小5
部首:⾙
12画
“費”を含む語句
費用
入費
浪費
冗費
消費
旅費
費消
費府
濫費
小費
物費
無駄費
経費
出費
生計費
失費
諸入費
徒費
放蕩費
金費
...