)” の例文
仰しゃることはごもっともですが、しかし現在の顓叟せんゆは、要害堅固で、季氏の領地のにも近いところでございますし、今のうちに始末を
現代訳論語 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
〔評〕南洲、顯職けんしよくに居り勳功くんこうふと雖、身極めて質素しつそなり。朝廷たまふ所の賞典しやうてん二千石は、こと/″\く私學校のつ。貧困ひんこんなる者あれば、のうかたぶけて之をすくふ。
嫁入よめいりの時に持って来た衣服いしょう道具などはいつしかもうこの無情な夫の遊蕩ゆうとうとなって失われておった。
二面の箏 (新字新仮名) / 鈴木鼓村(著)
このためには、現在魯侯よりも勢力をつ季・叔・孟・三かんの力をがねばならぬ。三氏の私城にして百雉ひゃくち(厚さ三じょう、高さ一丈)をえるものにこうせいの三地がある。
弟子 (新字新仮名) / 中島敦(著)
子路、子羔しこうをしてさいたらしむ。子曰く、かの人の子をそこなわん。子路曰く、民人あり、社稷あり、何ぞ必ずしも書を読みて、然して後学びたりと為さん。子曰く、是の故にかの佞者くちさときものを悪む。(二五)
孔子 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
一、受教のは毎月金二ずつ払うべし。
慶応義塾新議 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
魯の大夫季氏が閔子騫びんしけんの代官に任用したいと思って、使者をやった。すると、閔子騫は、その使者にいった。——
現代訳論語 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
公山弗擾こうざんふつじょうが、に立てこもって叛いたとき、先師を招いた。先師はその招きに応じて行こうとされた。子路はそれをにがにがしく思って、いった。——
現代訳論語 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
子路、子羔しこうをしてさいたらしむ。子曰く、の人の子をそこなうと。子路曰く、民人みんじんあり、社稷しゃしょくあり、何ぞ必ずしも書を読みて、然る後に学びたりと為さんやと。子曰く、是の故に佞者ねいしゃにくむと。
論語物語 (新字新仮名) / 下村湖人(著)