“閔子騫”の読み方と例文
読み方割合
びんしけん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てきぱきした実務家の冉有ぜんゆう。温厚の長者閔子騫びんしけん穿鑿せんさく好きな故実家の子夏しか。いささか詭弁派的きべんはてき享受家きょうじゅか宰予さいよ気骨きこつ稜々りょうりょうたる慷慨家こうがいか公良孺こうりょうじゅ
弟子 (新字新仮名) / 中島敦(著)
費は、季氏の領内でも難治の邑として知られ、閔子騫びんしけんなどのような優れた人物でも、完全には治めかねたところである。
論語物語 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
或いは支那シナ閔子騫びんしけんが、継母ままははに憎まれて着せられたというような、あし穂綿ほわたなども使われていたろうかと思うが、少なくとも木綿の綿はまるで無く、筑紫綿つくしわたとも言わるる絹の真綿まわた
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)