トップ
>
気骨
ふりがな文庫
“気骨”のいろいろな読み方と例文
旧字:
氣骨
読み方
割合
きぼね
61.5%
きこつ
38.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きぼね
(逆引き)
「もっとも奥さんができてから、もうよっぽどになりますからね。しかし奥さんの方でもずいぶん
気骨
(
きぼね
)
が折れるでしょう。あれじゃ」
行人
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
植松のお婆さんはそういう人だ。琴もひけば、歌の話もする。あの人を
姑
(
しゅうとめ
)
に持つんだから、お粂もなかなか
気骨
(
きぼね
)
が折れようぜ。
夜明け前:04 第二部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
気骨(きぼね)の例文をもっと
(8作品)
見る
きこつ
(逆引き)
てきぱきした実務家の
冉有
(
ぜんゆう
)
。温厚の長者
閔子騫
(
びんしけん
)
。
穿鑿
(
せんさく
)
好きな故実家の
子夏
(
しか
)
。いささか
詭弁派的
(
きべんはてき
)
な
享受家
(
きょうじゅか
)
宰予
(
さいよ
)
。
気骨
(
きこつ
)
稜々
(
りょうりょう
)
たる
慷慨家
(
こうがいか
)
の
公良孺
(
こうりょうじゅ
)
。
弟子
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
恐れ気もなくいってのける闇太郎に、
気骨
(
きこつ
)
稜々
(
りょうりょう
)
たる門倉平馬の気持は、ますます
惹
(
ひ
)
きつけられて、行くらしかった。
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
気骨(きこつ)の例文をもっと
(5作品)
見る
“気骨”の意味
《名詞:きこつ》
自分の信念をどこまでも貫こうとする強い心。気概。
(出典:Wiktionary)
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
骨
常用漢字
小6
部首:⾻
10画
“気骨”で始まる語句
気骨稜々
検索の候補
気骨稜々
接骨気
覇気叛骨
“気骨”のふりがなが多い著者
浅野和三郎
風巻景次郎
金子ふみ子
三上於菟吉
壺井栄
内田魯庵
中島敦
島崎藤村
夏目漱石
岡本かの子