“徒費”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とひ50.0%
むだ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むなく前言を取り消して、永く膝下しっかにあるべきむねを答えしものから、七年の苦学を無にして田夫野人でんぷやじんと共に耒鋤らいじょり、貴重の光陰こういん徒費とひせんこと、如何いかにしても口惜しく、また妾の将来とても
妾の半生涯 (新字新仮名) / 福田英子(著)
何なら通りへ行つて買つて来やうかとくと、それは徒費むだだから、隣で借りる方がからうと云ふ。三四郎はすぐ隣へ行つた。
三四郎 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)