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言
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まを
ふりがな文庫
“
言
(
まを
)” の例文
将門
謹
(
つゝし
)
み
言
(
まを
)
す。
貴誨
(
きくわい
)
を
蒙
(
かうむ
)
らずして、星霜多く改まる、渇望の至り、
造次
(
ざうじ
)
に
何
(
いか
)
でか
言
(
まを
)
さん。伏して高察を賜はらば、恩幸なり恩幸なり。
平将門
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
臣
(
やつこ
)
安萬侶
(
やすまろ
)
二
言
(
まを
)
さく、それ混元既に凝りしかども、氣象いまだ
敦
(
あつ
)
からざりしとき、名も無く
爲
(
わざ
)
も無く、誰かその形を知らむ
三
。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
十二月
庚午
(
かのえうま
)
朔
(
ついたち
)
、皇太子片岡に
遊行
(
いで
)
ます。時に飢ゑたる
者
(
ひと
)
道の
埀
(
ほとり
)
に
臥
(
ふ
)
せり。
仍
(
よ
)
りて
姓名
(
かばねな
)
を問ひたまふ。而して
言
(
まを
)
さず。皇太子
視
(
み
)
て
飲食
(
をしもの
)
を与へたまふ。
大和古寺風物誌
(新字新仮名)
/
亀井勝一郎
(著)
かれその老夫、答へて
言
(
まを
)
さく「
僕
(
あ
)
は國つ神
大山津見
(
おほやまつみ
)
の神の子なり。僕が名は
足名椎
(
あしなづち
)
といひ
妻
(
め
)
が名は
手名椎
(
てなづち
)
といひ、
女
(
むすめ
)
が名は
櫛名田比賣
(
くしなだひめ
)
二
といふ」
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
こは口惜くも
正
(
まさ
)
なきことを承はるものかな、御言葉もどかんは恐れ多けれど、方外の身なれば憚り無く申し聞えんも聊か罪浅う思し召されつべくやと、遮つて存じ寄りのほどを
言
(
まを
)
し試み申すべし
二日物語
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
▼ もっと見る
ここを以ちて
意祁
(
おけ
)
の命、みづから下りいでまして、その御陵の
傍
(
かたへ
)
を少し掘りて還り上らして、
復奏
(
かへりごと
)
して
言
(
まを
)
さく、「既に掘り壞りぬ」とまをしたまひき。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
言
常用漢字
小2
部首:⾔
7画
“言”を含む語句
戯言
言出
無言
言語
祝言
囈言
虚言
宣言
言葉
伝言
言上
嘘言
寡言
狂言
方言
言付
言伝
譫言
言問
言立
...