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臨席
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りんせき
ふりがな文庫
“
臨席
(
りんせき
)” の例文
広場であほうの役を
演
(
えん
)
じて、
笑
(
わら
)
ったり
泣
(
な
)
いたりして見せて、「ご
臨席
(
りんせき
)
の
貴賓諸君
(
きひんしょくん
)
」のごきげんをとり
結
(
むす
)
ばなければならなかった。
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
此
(
この
)
弦月丸
(
げんげつまる
)
にも
屡
(
しば/\
)
其
(
その
)
催
(
もようし
)
があつて
私等
(
わたくしら
)
も
折々
(
をり/\
)
臨席
(
りんせき
)
したが、
或
(
ある
)
夜
(
よ
)
の
事
(
こと
)
、
電燈
(
でんとう
)
の
光
(
ひかり
)
眩
(
まば
)
ゆき
舞踏室
(
ぶたうしつ
)
では
今夜
(
こんや
)
は
珍
(
めづ
)
らしく
音樂會
(
おんがくくわい
)
の
催
(
もよう
)
さるゝ
由
(
よし
)
で、
幾百人
(
いくひやくにん
)
の
歐米人
(
をうべいじん
)
は
老
(
おい
)
も
若
(
わか
)
きも
其處
(
そこ
)
に
集
(
あつま
)
つて
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
ここに
臨席
(
りんせき
)
していられる長良川博士の前に、くわしく自説を講演し、その教えをこいたかったのでありますが、会長は結論をいそいでいられるようですから、やむを得ずかんたんにやります。
海底大陸
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
交際社会(社交界)の人たちがするように
厳
(
おごそ
)
かに六歩前へ進み、また三足あとへもどつて、代わりばんこにご
臨席
(
りんせき
)
の
貴賓諸君
(
きひんしょくん
)
に向かっておじぎをした。
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
帆村探偵は苦しそうな
呻
(
うめ
)
き声を
洩
(
もら
)
しつづけて、ものの三十分も考えていたが、
軈
(
やが
)
て急に輝かしい
面持
(
おももち
)
になって立ちあがると、宿直の警官を
煩
(
わずら
)
わして、雁金検事や河口捜査課長の
臨席
(
りんせき
)
を乞うた上で
麻雀殺人事件
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
▼ もっと見る
確
(
たし
)
かにそれはいいにちがいなかった。それでくれるものをたっぷりくれなかったら、「ご
臨席
(
りんせき
)
の
貴賓諸君
(
きひんしょくん
)
」
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
かれはヴィタリス親方といっしょに
働
(
はたら
)
いていたじぶんと同じように、「ご
臨席
(
りんせき
)
の
貴賓諸君
(
きひんしょくん
)
」
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
「さて」とヴィタリスはことばを
続
(
つづ
)
けて、白のむく犬のほうに手をさしのべた。「つぎはカピ親方が、ご
臨席
(
りんせき
)
の
貴賓諸君
(
きひんしょくん
)
に
一座
(
いちざ
)
のものをご
紹介
(
しょうかい
)
申しあげる
光栄
(
こうえい
)
を有せられるでしょう」
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
かれは「ご
臨席
(
りんせき
)
の
来賓諸君
(
らいひんしょくん
)
」の間をどうどうめぐりするつもりでいた。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
“臨席”の意味
《名詞》
式場などの席に臨むこと。出席すること。
(出典:Wiktionary)
臨
常用漢字
小6
部首:⾂
18画
席
常用漢字
小4
部首:⼱
10画
“臨”で始まる語句
臨
臨終
臨時
臨済
臨川寺
臨月
臨幸
臨検
臨機
臨海