トップ
>
肉屋
>
にくや
ふりがな文庫
“
肉屋
(
にくや
)” の例文
肉屋
(
にくや
)
はおこって、そこにあったほうきの
柄
(
え
)
をつかむと、いきなりお
百姓
(
ひゃくしょう
)
さんをたたきだしてしまいました。
うまい商売
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
しかし、
僕
(
ぼく
)
は、ひとりのときは、まわりみちをして、
肉屋
(
にくや
)
と
魚屋
(
さかなや
)
の
前
(
まえ
)
を
通
(
とお
)
らないようにしました。
僕の通るみち
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
丁
(
ちやう
)
ど、まだ
灯
(
あかし
)
を
入
(
い
)
れたばかりの
暮方
(
くれがた
)
でね、……
其
(
そ
)
の
高樓
(
たかどの
)
から
瞰下
(
みお
)
ろされる
港口
(
みなとぐち
)
の
町通
(
まちどほり
)
には、
燒酎賣
(
せうちううり
)
だの、
雜貨屋
(
ざつくわや
)
だの、
油賣
(
あぶらうり
)
だの、
肉屋
(
にくや
)
だのが、
皆
(
みな
)
黒人
(
くろんぼ
)
に
荷車
(
にぐるま
)
を
曳
(
ひ
)
かせて、……
商人
(
あきんど
)
は、
各自
(
てん/″\
)
に
印度更紗
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
僕
(
ぼく
)
は、
肉屋
(
にくや
)
の
前
(
まえ
)
を
通
(
とお
)
るのがきらいでした。だから、なるたけ、
店
(
みせ
)
の
方
(
ほう
)
を
向
(
む
)
かないようにして
通
(
とお
)
りました。
人間
(
にんげん
)
のため
働
(
はたら
)
いた
牛
(
うし
)
や
馬
(
うま
)
を
食
(
た
)
べるのは、かわいそうなことのように
思
(
おも
)
います。
僕の通るみち
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
とうとう、がまんができなくなって、お百姓さんは町の
肉屋
(
にくや
)
へでかけていき、
金
(
かね
)
をはらってくれとねじこみました。肉屋はじょうだんだとばかり思っていましたが、お百姓さんはいいました。
うまい商売
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
▼ もっと見る
道
(
みち
)
の
曲
(
ま
)
がり
角
(
かど
)
に、
肉屋
(
にくや
)
があって、
燈火
(
あかり
)
が
明
(
あか
)
るく
往来
(
おうらい
)
へさしています。お
母
(
かあ
)
さんは、しばらくそこに
立
(
た
)
っていました。あとから、あとから、
勤
(
つと
)
めから
帰
(
かえ
)
るらしい
人影
(
ひとかげ
)
が、
前
(
まえ
)
をすぎていきました。
夕焼けがうすれて
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“肉屋”の意味
《名詞》
肉を売る店。肉を売る人。
(出典:Wiktionary)
“肉屋(精肉店)”の解説
精肉店(せいにくてん、en: butcher's shop)とは、牛、豚、鶏、その他の精肉を扱う販売店を示す。肉屋とも言われる。
(出典:Wikipedia)
肉
常用漢字
小2
部首:⾁
6画
屋
常用漢字
小3
部首:⼫
9画
“肉”で始まる語句
肉
肉体
肉桂
肉塊
肉汁
肉體
肉刺
肉叉
肉身
肉置