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翰林
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かんりん
ふりがな文庫
“
翰林
(
かんりん
)” の例文
これこそ
柿油党
(
すーゆーたん
)
(自由と同音、
柿渋
(
かきしぶ
)
は防水のため雨傘に引く、前の黄傘格に対す)の
徽章
(
きしょう
)
で
翰林
(
かんりん
)
を抑えつけたんだと思っていた。
阿Q正伝
(新字新仮名)
/
魯迅
(著)
そこで孫は郷試に選ばれ、翌年は進士に挙げられて
翰林
(
かんりん
)
を授けられた。天子は孫の不思議を聞いて召してお尋ねになった。孫は謹んで申しあげた。
阿宝
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
帝、食を賜い、
羹
(
あつもの
)
を調し、詔あり
翰林
(
かんりん
)
に
供奉
(
ぐぶ
)
せしむ。——これがその時の光景であった。非常に優待されたことが、寸言の中に窺われるではないか。
岷山の隠士
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
玲瓏
(
れいろう
)
、
明透
(
めいてつ
)
、その
文
(
ぶん
)
、その
質
(
しつ
)
、
名玉山海
(
めいぎよくさんかい
)
を
照
(
て
)
らせる
君
(
きみ
)
よ。
溽暑蒸濁
(
じよくしよじようだく
)
の
夏
(
なつ
)
を
背
(
そむ
)
きて、
冷々然
(
れい/\ぜん
)
として
獨
(
ひと
)
り
涼
(
すゞ
)
しく
逝
(
ゆ
)
きたまひぬ。
倏忽
(
たちまち
)
にして
巨星
(
きよせい
)
天
(
てん
)
に
在
(
あ
)
り。
光
(
ひかり
)
を
翰林
(
かんりん
)
に
曳
(
ひ
)
きて
永久
(
とこしなへ
)
に
消
(
き
)
えず。
芥川竜之介氏を弔ふ
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
太祖崩じ、皇太孫立つに至って、廷臣
交々
(
こもごも
)
孝孺を
薦
(
すす
)
む。
乃
(
すなわ
)
ち召されて
翰林
(
かんりん
)
に入る。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
▼ もっと見る
「印章を
過
(
あやま
)
った。……つい心なく“
翰林
(
かんりん
)
蔡京
(
さいけい
)
”という四字の
小篆
(
しょうてん
)
を彫らせたが」
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
帝これを
嘉賞
(
かしょう
)
し、故
翰林
(
かんりん
)
学士、
芳
(
ほう
)
九
連
(
れん
)
の遺子
黛女
(
たいじょ
)
を賜う。黛は即ち
芬
(
ふん
)
の姉にして互いに
双生児
(
ふたご
)
たり。相並んで
貴妃
(
きひ
)
の侍女となる。
時人
(
じじん
)
これを呼んで
花清宮裡
(
かせいきゅうり
)
の
双蛺
(
そうきょう
)
と称す。時に天宝十四年三月。
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
礼部尚書
(
れいぶしょうしょ
)
陳廸
(
ちんてき
)
、
刑部
(
けいぶ
)
尚書
暴昭
(
ぼうしょう
)
、
礼部侍郎
(
れいぶじろう
)
黄観
(
こうかん
)
、
蘇州
(
そしゅう
)
知府
(
ちふ
)
姚善
(
ようぜん
)
、
翰林
(
かんりん
)
修譚
(
しゅうたん
)
、
王叔英
(
おうしゅくえい
)
、
翰林
(
かんりん
)
王艮
(
おうごん
)
、
淅江
(
せっこう
)
按察使
(
あんさつし
)
王良
(
おうりょう
)
、
兵部郎中
(
へいぶろうちゅう
)
譚冀
(
たんき
)
、
御史
(
ぎょし
)
曾鳳韶
(
そうほうしょう
)
、
谷府長史
(
こくふちょうし
)
劉璟
(
りゅうけい
)
、其他数十百人、
或
(
あるい
)
は屈せずして殺され
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
その後、瞻は十七の時蜀の皇妹と結婚、
翰林
(
かんりん
)
中郎将に任ぜられた。
三国志:12 篇外余録
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
翰
漢検準1級
部首:⽻
16画
林
常用漢字
小1
部首:⽊
8画
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