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綱渡
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つなわた
ふりがな文庫
“
綱渡
(
つなわた
)” の例文
さあ、さあ、
大評判
(
おおひょうばん
)
の
文福
(
ぶんぶく
)
茶
(
ちゃ
)
がまに
毛
(
け
)
が
生
(
は
)
えて、
手足
(
てあし
)
が
生
(
は
)
えて、
綱渡
(
つなわた
)
りの
軽
(
かる
)
わざから、
浮
(
う
)
かれ
踊
(
おど
)
りのふしぎな
芸当
(
げいとう
)
、
評判
(
ひょうばん
)
じゃ、
評判
(
ひょうばん
)
じゃ。
文福茶がま
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
少年
(
しょうねん
)
は、
綱渡
(
つなわた
)
りをしたり、さおの
上
(
うえ
)
で
逆立
(
さかだ
)
ちをしたり、いろいろの
軽業
(
かるわざ
)
をするようになるまでは、どれほど、つらいめをみたかしれません。
サーカスの少年
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
見物席
(
けんぶつせき
)
の三分の一がふさがっただけでしたけれど、馬の曲乗り、自転車の曲乗り、竹
渡
(
わた
)
り、
綱渡
(
つなわた
)
り、空中
飛行
(
ひこう
)
、
象
(
ぞう
)
の
曲芸
(
きょくげい
)
、
猛獣使
(
もうじゅうつか
)
いの
芸当
(
げいとう
)
、少女たちのダンスと、
演芸
(
えんげい
)
はそれからそれへ
曲馬団の「トッテンカン」
(新字新仮名)
/
下村千秋
(著)
まず
町
(
まち
)
の
盛
(
さか
)
り
場
(
ば
)
に一
軒
(
けん
)
見世物小屋
(
みせものごや
)
をこしらえて、
文福
(
ぶんぶく
)
茶
(
ちゃ
)
がまの
綱渡
(
つなわた
)
りと
浮
(
う
)
かれ
踊
(
おど
)
りの
絵
(
え
)
をかいた
大看板
(
おおかんばん
)
を
上
(
あ
)
げ、
太夫元
(
たゆうもと
)
と
木戸番
(
きどばん
)
と
口上
(
こうじょう
)
言
(
い
)
いを
自分
(
じぶん
)
一人
(
ひとり
)
で
兼
(
か
)
ねました。
文福茶がま
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
そして
重
(
おも
)
い
体
(
からだ
)
を
器用
(
きよう
)
に
調子
(
ちょうし
)
をとりながら、
綱渡
(
つなわた
)
りの一
曲
(
きょく
)
を
首尾
(
しゅび
)
よくやってのけましたから、
見物
(
けんぶつ
)
はいよいよ
感心
(
かんしん
)
して、
小屋
(
こや
)
もわれるほどのかっさいをあびせかけました。
文福茶がま
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
綱
常用漢字
中学
部首:⽷
14画
渡
常用漢字
中学
部首:⽔
12画
“綱”で始まる語句
綱
綱曳
綱吉
綱条
綱手
綱條卿
綱高
綱倉
綱常
綱利