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立掛
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たちかゝ
ふりがな文庫
“
立掛
(
たちかゝ
)” の例文
縛
(
しば
)
れと云聲の
下々
(
した/\
)
役人はつと
立掛
(
たちかゝ
)
るを周藏木祖兵衞種々と
詫入
(
わびいり
)
漸々
(
やう/\
)
三五郎を外の
腰掛
(
こしかけ
)
へ出しゝかば跡は
寂寞
(
ひつそり
)
となり理左衞門
大音
(
だいおん
)
揚
(
あげ
)
コリヤ九助
假令
(
たとへ
)
右
(
みぎ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
少々
(
せう/\
)
寒
(
さむ
)
し、
不景氣
(
ふけいき
)
な
薄外套
(
うすぐわいたう
)
の
袖
(
そで
)
を
貧乏
(
びんぼふ
)
ゆすりにゆすつて
居
(
ゐ
)
ると、
算木
(
さんぎ
)
を
四角
(
しかく
)
に
並
(
なら
)
べたやうに、クツシヨンに
席
(
せき
)
を
取
(
と
)
つて
居
(
ゐ
)
た
客
(
きやく
)
が、そちこちばら/\と
立掛
(
たちかゝ
)
る。
雨ふり
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
長兵衞は
見遣
(
みやり
)
汝
(
なんぢ
)
は
廻
(
まは
)
りの
髮結
(
かみゆひ
)
ならずや何故此所へ來り入らざる
差出口
(
さしでぐち
)
過言
(
くわごん
)
なり長助
那
(
あ
)
の者を
擲出
(
たゝきだ
)
せと云ひければ長助は
立掛
(
たちかゝ
)
り清三郎が
首筋
(
くびすぢ
)
を
掴
(
つか
)
みて
表
(
おもて
)
へ
突出
(
つきだ
)
し
門口
(
かどぐち
)
の
材木
(
ざいもく
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
伊賀亮ます/\わらひ
茲
(
こゝ
)
な
刀架
(
かたなかけ
)
め其方如き者の刄が伊賀亮の身に立べき切ば見事に切て見よと
立掛
(
たちかゝ
)
るを左京と常樂院の兩人は中へ分入
押止
(
おしとゞ
)
めければ天一坊は疊の上より
飛下
(
とびおり
)
伊賀亮に向如何に伊賀亮
予
(
よ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
立
常用漢字
小1
部首:⽴
5画
掛
常用漢字
中学
部首:⼿
11画
“立”で始まる語句
立
立派
立退
立停
立場
立上
立出
立竦
立籠
立塞