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神通
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じんつう
ちょうど広場とその頂との境に、
一条濃い
靄が
懸った、靄の下に、
九十九谷に
介まった里と、村と、
神通、
射水の二
大川と、富山の
市が包まるる。
握飯ほどな
珊瑚珠に
鉄火箸ほどな
黄金脚すげてさゝしてやりたいものを
神通なき身の是非もなし、家財
売て
退けて懐中にはまだ三百両
余あれど
是は
我身を
立る
基
見れば世の中には不可思議無量の事なしと言い
難し
殊に
仏家の書には奇異の事を
出し
之を
方便となし
神通となして
衆生を
済度の
法とせり
是の篇に説く所の怪事も
亦凡夫の迷いを示して凡夫の迷いを
その
頃からいつとなく感得したものとみえて、
仔細あって、あの
白痴に身を任せて山に
籠ってからは神変不思議、年を
経るに従うて
神通自在じゃ。
屋根板の
臭の
芬とする、いぢかり
股の、
腕脛の
節くれ
立つた
木像女が
何に
成る! ……
悪く
拳に
采を
持たせて、
不可思議めいた、
神通めいた、
何となく
天地の
“神通”の意味
《名詞》
神通(じんずう、じんつう)
(仏教)普通の人間の能力を超えた不可思議な能力。また、その能力を自在に操ることやその人。
(出典:Wiktionary)