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石崇
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せきそう
ふりがな文庫
“
石崇
(
せきそう
)” の例文
富めるものはおほく
愚
(
おろか
)
なりといふは、
晋
(
しん
)
の
三七
石崇
(
せきそう
)
唐の
三八
王元宝
(
わうげんぱう
)
がごとき、
三九
豺狼
(
さいらう
)
蛇蝎
(
じやかつ
)
の
徒
(
ともがら
)
のみをいへるなりけり。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
晉
(
しん
)
の
石崇
(
せきそう
)
は
字
(
あざな
)
を
季倫
(
きりん
)
と
云
(
い
)
ふ。
季倫
(
きりん
)
の
父
(
ちゝ
)
石苞
(
せきはう
)
、
位
(
くらゐ
)
已
(
すで
)
に
司徒
(
しと
)
にして、
其
(
そ
)
の
死
(
し
)
せんとする
時
(
とき
)
、
遺産
(
ゐさん
)
を
頒
(
わか
)
ちて
諸子
(
しよし
)
に
與
(
あた
)
ふ。たゞ
石崇
(
せきそう
)
には
一物
(
いちもつ
)
をのこさずして
云
(
い
)
ふ。
唐模様
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
晋
(
しん
)
の
石崇
(
せきそう
)
や
唐
(
とう
)
の
王元宝
(
おうげんぽう
)
のような、
豺狼蛇蝎
(
さいろうだかつ
)
にも似た猛悪残忍にして貪欲なやつだけをさしていったのであります。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
曰
(
いは
)
く、
晉
(
しん
)
の
石崇
(
せきそう
)
を
見
(
み
)
ずや、
渠
(
かれ
)
は
庶子
(
しよし
)
にして
尚
(
な
)
ほ
狐腋雉頭
(
こえきちとう
)
の
裘
(
かはごろも
)
あり。
況
(
いはん
)
や
我
(
われ
)
は
太魏
(
たいぎ
)
の
王家
(
わうか
)
と。
又
(
また
)
迎風館
(
げいふうくわん
)
を
起
(
おこ
)
す。
唐模様
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
王鎧
(
わうがい
)
どんなものだと
云
(
い
)
つて、
是
(
これ
)
を
石崇
(
せきそう
)
に
示
(
しめ
)
すや、
石崇
(
せきそう
)
一笑
(
いつせう
)
して
鐵
(
てつ
)
如意
(
によい
)
を
以
(
もつ
)
て
撃
(
う
)
つて
碎
(
くだ
)
く。
王鎧
(
わうがい
)
大
(
おほい
)
に
怒
(
いか
)
る。
唐模様
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
“石崇(石苞(西晋))”の解説
石 苞(せき ほう、興平2年(195年)- 泰始9年2月25日(273年3月30日))は、中国三国時代から晋の軍人。魏・西晋に仕えた。字は仲容。 冀州勃海郡南皮県の人。子は石越・石喬・石統・石浚・石儁・石崇。孫は石超・石熙・石順。曾孫は石璞。
(出典:Wikipedia)
石
常用漢字
小1
部首:⽯
5画
崇
常用漢字
中学
部首:⼭
11画
“石”で始まる語句
石
石鹸
石垣
石塊
石見
石燈籠
石榴
石膏
石楠花
石碑