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せきそう
ふりがな文庫
“せきそう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
石崇
66.7%
碩僧
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
石崇
(逆引き)
富めるものはおほく
愚
(
おろか
)
なりといふは、
晋
(
しん
)
の
三七
石崇
(
せきそう
)
唐の
三八
王元宝
(
わうげんぱう
)
がごとき、
三九
豺狼
(
さいらう
)
蛇蝎
(
じやかつ
)
の
徒
(
ともがら
)
のみをいへるなりけり。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
晉
(
しん
)
の
石崇
(
せきそう
)
は
字
(
あざな
)
を
季倫
(
きりん
)
と
云
(
い
)
ふ。
季倫
(
きりん
)
の
父
(
ちゝ
)
石苞
(
せきはう
)
、
位
(
くらゐ
)
已
(
すで
)
に
司徒
(
しと
)
にして、
其
(
そ
)
の
死
(
し
)
せんとする
時
(
とき
)
、
遺産
(
ゐさん
)
を
頒
(
わか
)
ちて
諸子
(
しよし
)
に
與
(
あた
)
ふ。たゞ
石崇
(
せきそう
)
には
一物
(
いちもつ
)
をのこさずして
云
(
い
)
ふ。
唐模様
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
晋
(
しん
)
の
石崇
(
せきそう
)
や
唐
(
とう
)
の
王元宝
(
おうげんぽう
)
のような、
豺狼蛇蝎
(
さいろうだかつ
)
にも似た猛悪残忍にして貪欲なやつだけをさしていったのであります。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
曰
(
いは
)
く、
晉
(
しん
)
の
石崇
(
せきそう
)
を
見
(
み
)
ずや、
渠
(
かれ
)
は
庶子
(
しよし
)
にして
尚
(
な
)
ほ
狐腋雉頭
(
こえきちとう
)
の
裘
(
かはごろも
)
あり。
況
(
いはん
)
や
我
(
われ
)
は
太魏
(
たいぎ
)
の
王家
(
わうか
)
と。
又
(
また
)
迎風館
(
げいふうくわん
)
を
起
(
おこ
)
す。
唐模様
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
せきそう(石崇)の例文をもっと
(2作品)
見る
碩僧
(逆引き)
○さて此関山村のかたほとりに、
独
(
ひと
)
り
草庵
(
さうあん
)
を
結
(
むす
)
びて
住
(
す
)
む
源教
(
げんけう
)
といふ
念仏
(
ねんぶつ
)
の
道心坊
(
だうしんばう
)
ありけり。年は六十あまり、たゞ念仏
三昧
(
ざんまい
)
の
法師
(
はふし
)
にて、
无学
(
むがく
)
なれどもその
行
(
おこなひ
)
は
碩僧
(
せきそう
)
にもをさ/\
劣
(
おとら
)
ず。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
せきそう(碩僧)の例文をもっと
(1作品)
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