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睡
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まどろ
ふりがな文庫
“
睡
(
まどろ
)” の例文
それでも明け方、
漸
(
ようや
)
く窓のあたりが白んでくるのを認めると、何かほっとしたせいか、私はついうとうとと
睡
(
まどろ
)
んだ。
菜穂子
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
取直して
快
(
こゝろ
)
よく
獻
(
さし
)
つ
酬
(
さゝ
)
れつ
飮
(
のみ
)
居
(
ゐ
)
たりしが何時しか日さへ
暮果
(
くれはて
)
て兩人共
睡眠
(
ねむり
)
の氣ざし
肱
(
ひぢ
)
を
枕
(
まくら
)
にとろ/\と
睡
(
まどろ
)
むともなしに
寢入
(
ねいり
)
しが早三
更
(
かう
)
の
頃
(
ころ
)
靱負は
不※
(
ふと
)
起上
(
おきあが
)
り其のまゝ爰を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
一刻千秋の
思
(
おもい
)
で待構えまする内に疲れたせいか、我にもあらずそろそろと
睡
(
まどろ
)
みましたと見えて、目が覚めると、月の
夜
(
よ
)
は変り、山の
端
(
は
)
に晴々しい
旭
(
あさひ
)
、草木の露は
金色
(
こんじき
)
を
鏤
(
ちりば
)
めておりました。
湯女の魂
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ふと
睡
(
まどろ
)
んでから目をあけてみると、私の前に若い夫婦がひそひそと語っていた。顔を見るとヤナツ夫妻だったが、その身体は蛙の子のように小さくはない、普通の人間と変りない大きさだった。
最小人間の怪:――人類のあとを継ぐもの――
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
それでも明け方、漸く窓のあたりが白んでくるのを認めると、何かほっとしたせいか、私はついうとうとと
睡
(
まどろ
)
んだ。
楡の家
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
▼ もっと見る
助十と聞ば知れるに
違
(
ちが
)
ひなしと其夜は河岸に
石
(
いし
)
材木
(
ざいもく
)
積置
(
つみおき
)
し處へ
行
(
ゆき
)
寄凭
(
よりかゝ
)
りて少し
睡
(
まどろ
)
まんとするに知らぬ江戸と
云
(
いひ
)
此所
(
こゝ
)
は如何なる處やらん
若
(
もし
)
咎
(
とが
)
められなば何と答んと心を苦しめ夜の明るを
待事
(
まつこと
)
千
秋
(
しう
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“睡”の解説
「睡」(ねむり)は、日本のバンド陰陽座の6枚目のシングルである。2004年1月7日発売。発売元はキングレコード。
(出典:Wikipedia)
睡
常用漢字
中学
部首:⽬
13画
“睡”を含む語句
仮睡
睡眠
熟睡
坐睡
微睡
一睡
甘睡
居睡
昏睡
午睡
睡蓮
半睡
睡気
睡魔
昏睡状態
睡眠剤
睡鴎
假睡
空睡
酔睡
...