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假睡
ふりがな文庫
“假睡”のいろいろな読み方と例文
新字:
仮睡
読み方
割合
うたゝね
66.7%
うたたね
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うたゝね
(逆引き)
女中達は
假睡
(
うたゝね
)
して行夫の聲や私の跫音を聞きつけたものは一人もゐないらしかつた。それで私は夜の可なり更けたのを氣付いた。
小さき影
(旧字旧仮名)
/
有島武郎
(著)
今朝、テュイルリイの庭の中、太陽は、ふとした影の落ちるのにも忽ち
假睡
(
うたゝね
)
の夢やぶられる金髮の少年といつたやうに、石の
階段
(
きざはし
)
の一つびとつのうへに輕い眠りを貪つてゐた——
春
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
假睡(うたゝね)の例文をもっと
(2作品)
見る
うたたね
(逆引き)
これで話を止めて、榮一は横になつて、
挽舂
(
ひきうす
)
の響きを聞きながらうつら/\
假睡
(
うたたね
)
の夢に落ちた。勝代は温か過ぎる炬燵で
逆上
(
のぼ
)
せて頭痛がしてゐたが、それでも座を立たうとはしないで
入江のほとり
(旧字旧仮名)
/
正宗白鳥
(著)
假睡(うたたね)の例文をもっと
(1作品)
見る
假
部首:⼈
11画
睡
常用漢字
中学
部首:⽬
13画
“假”で始まる語句
假
假令
假初
假面
假名
假借
假聲
假寢
假牢
假病
“假睡”のふりがなが多い著者
正宗白鳥
有島武郎
長谷川時雨