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男神
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おがみ
ふりがな文庫
“
男神
(
おがみ
)” の例文
女神
(
めがみ
)
らは、
手
(
て
)
を
取
(
と
)
り
合
(
あ
)
って、
素足
(
すあし
)
で、
長
(
なが
)
い、
緑色
(
みどりいろ
)
の
裳裾
(
すそ
)
をひきずって、
入
(
い
)
り
乱
(
みだ
)
れて
舞
(
ま
)
いました。また、
男神
(
おがみ
)
は、
声高
(
こえたか
)
らかに
海の踊り
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
少女
(
おとめ
)
はびっくりして、ふと
自分
(
じぶん
)
に
物
(
もの
)
をいいかけたものの
方
(
ほう
)
をふり
向
(
む
)
きますと、そこに目もくらむように
美
(
うつく
)
しい
花
(
はな
)
に
飾
(
かざ
)
られた
若
(
わか
)
い
男神
(
おがみ
)
が、
気高
(
けだか
)
い
姿
(
すがた
)
をして
立
(
た
)
っていました。
春山秋山
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
その親譲りの恐怖心を
棄
(
す
)
ててしまえ。わしは何もそう気味の悪い者ではない。わしは
骸骨
(
がいこつ
)
では無い。
男神
(
おがみ
)
ジオニソスや
女神
(
めがみ
)
ウェヌスの仲間で、霊魂の
大御神
(
おおみかみ
)
がわしじゃ。
痴人と死と
(新字新仮名)
/
フーゴー・フォン・ホーフマンスタール
(著)
それからまたお二人、そのつぎには
男神
(
おがみ
)
女神
(
めがみ
)
とお二人ずつ、八人の神さまが、つぎつぎにお生まれになった後に、
伊弉諾神
(
いざなぎのかみ
)
と
伊弉冉神
(
いざなみのかみ
)
とおっしゃる男神女神がお生まれになりました。
古事記物語
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
その前には、鉄の冠を戴いて、白い顔に黒い
髯
(
ひげ
)
を
勢
(
いきおい
)
よく生やし、
紺青
(
こんじょう
)
の着物を着た立派な冬の
男神
(
おがみ
)
と、緑色の髪に花の冠を戴いて、桃色の長い着物を着た春の女神とが座わっています。
雪の塔
(新字新仮名)
/
夢野久作
、
海若藍平
(著)
▼ もっと見る
御同胞
(
みはらから
)
の日の
男神
(
おがみ
)
の称へらるゝを喜び
聞
(
きこ
)
しめせ。8290
ファウスト
(新字新仮名)
/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(著)
「なんという
自然
(
しぜん
)
の
怖
(
おそ
)
ろしさを
知
(
し
)
らぬばかじゃ。
大浪
(
おおなみ
)
よ、ちょいと
一
(
ひと
)
のみにしてしまえ。」と、
男神
(
おがみ
)
は、いいました。
海の踊り
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
少女
(
おとめ
)
はすぐ
男神
(
おがみ
)
のお
嫁
(
よめ
)
になりました。やがて
二人
(
ふたり
)
の
間
(
あいだ
)
には
子供
(
こども
)
が
一人
(
ひとり
)
生
(
う
)
まれました。
春山秋山
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
男
常用漢字
小1
部首:⽥
7画
神
常用漢字
小3
部首:⽰
9画
“男神”で始まる語句
男神殿