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然
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さり
ふりがな文庫
“
然
(
さり
)” の例文
天道樣が
感應
(
かんおう
)
在
(
まし
)
まして忠兵衞に
云
(
い
)
はせし者ならん如何にも此長助が
一肌
(
ひとはだ
)
脱
(
ぬい
)
でお世話致さん
然
(
さり
)
ながら一
旦
(
たん
)
中山樣にて
落着
(
らくちやく
)
の付し事を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
此
(
この
)
四五
月
(
ぐわつ
)
と
云
(
い
)
ふものは、
私
(
わたし
)
に
取
(
と
)
つては
唯
(
たゞ
)
夢
(
ゆめ
)
のやうで、
楽
(
たの
)
しいと
云
(
い
)
へば
楽
(
たの
)
しいが、
然
(
さり
)
とて、
私
(
わたし
)
が
想像
(
さうざう
)
してゐた
程
(
ほど
)
、
又
(
また
)
人
(
ひと
)
が
言
(
い
)
ふほど、
此
(
これ
)
が
私
(
わたし
)
の一
生
(
しやう
)
の
最
(
もつと
)
も
幸福
(
かうふく
)
な
時期
(
じき
)
だとも
思
(
おも
)
はぬ。
背負揚
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
押開
(
おしひら
)
き御免なされと此家の
亭主
(
あるじ
)
長兵衞は
入來
(
いりきた
)
り只今
彼方
(
かなた
)
にて御樣子を伺ひ
實
(
まこと
)
に
御志操
(
おこゝろざし
)
を感じ候なり
然
(
さり
)
ながらお三人のお旅籠を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
流し父事御仕置になりしは是非に
及
(
およば
)
ず
然
(
さり
)
ながら其人殺盜賊は彦兵衞に之なく外にあるにより此段御公儀へ訴へ父が
汚名
(
をめい
)
を
雪
(
すゝ
)
ぎ申度何卒
御執計
(
おとりはから
)
ひを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
“然”を含む語句
全然
偶然
自然
悄然
判然
寂然
悠然
憫然
宛然
凝然
勃然
悚然
嫣然
公然
確然
突然
飄然
整然
歴然
茫然
...