激戦げきせん)” の例文
旧字:激戰
と、えぐっていたが、さきほどよりの激戦げきせんに、力つきた清兵衛は、敵がたおれたと知って、そのまま、おりかさなって気絶きぜつしてしまった。
三両清兵衛と名馬朝月 (新字新仮名) / 安藤盛(著)
やっとたどりついたところは、いつか激戦げきせんのあった、おもしてもぞっとするような戦場せんじょうであって、ものすごいつきひかりらしていたのであります。
強い大将の話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
「ああ、この大戦たいせんでみんなけてしまった。」と、大将たいしょう激戦げきせんさまおもかべてこたえられました。
強い大将の話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
たぶん激戦げきせんに、をやられたのでしょう。ともちゃんは、その兵隊へいたいさんのところへいって、自分じぶんほねをおって色紙いろがみつくった、千づるとかめのをあげました。
少女と老兵士 (新字新仮名) / 小川未明(著)
そして、その父親ちちおやが、中支ちゅうし戦線せんせんで、激戦げきせんさい戦死せんしげたというらせがとどいたので、さすがに、いえのものはじめ、むら人々ひとびとは、まったくゆめのようながしたのであります。
僕はこれからだ (新字新仮名) / 小川未明(著)
出征しゅっせいするあさも、かみだなのまえにすわって、このことをかえしていったのだ。今日きょう野原のはら景色けしきが、あまりうつしくえるので、ついこれからの激戦げきせんはなるのでないか、とおもったよ。
戦友 (新字新仮名) / 小川未明(著)