トップ
>
激戦
>
げきせん
ふりがな文庫
“
激戦
(
げきせん
)” の例文
旧字:
激戰
と、えぐっていたが、さきほどよりの
激戦
(
げきせん
)
に、力つきた清兵衛は、敵がたおれたと知って、そのまま、おりかさなって
気絶
(
きぜつ
)
してしまった。
三両清兵衛と名馬朝月
(新字新仮名)
/
安藤盛
(著)
やっとたどりついたところは、いつか
激戦
(
げきせん
)
のあった、
思
(
おも
)
い
出
(
だ
)
してもぞっとするような
戦場
(
せんじょう
)
であって、ものすごい
月
(
つき
)
の
光
(
ひかり
)
が
照
(
て
)
らしていたのであります。
強い大将の話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「ああ、この
大戦
(
たいせん
)
でみんな
焼
(
や
)
けてしまった。」と、
大将
(
たいしょう
)
は
激戦
(
げきせん
)
の
日
(
ひ
)
の
有
(
あ
)
り
様
(
さま
)
を
目
(
め
)
に
思
(
おも
)
い
浮
(
う
)
かべて
答
(
こた
)
えられました。
強い大将の話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
たぶん
激戦
(
げきせん
)
に、
手
(
て
)
をやられたのでしょう。とも
子
(
こ
)
ちゃんは、その
兵隊
(
へいたい
)
さんのところへいって、
自分
(
じぶん
)
が
骨
(
ほね
)
をおって
色紙
(
いろがみ
)
で
造
(
つく
)
った、千
羽
(
ば
)
づるとかめの
子
(
こ
)
をあげました。
少女と老兵士
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
そして、その
父親
(
ちちおや
)
が、
中支
(
ちゅうし
)
の
戦線
(
せんせん
)
で、
激戦
(
げきせん
)
の
際
(
さい
)
、
戦死
(
せんし
)
を
遂
(
と
)
げたという
知
(
し
)
らせがとどいたので、さすがに、
家
(
いえ
)
のものはじめ、
村
(
むら
)
の
人々
(
ひとびと
)
は、まったく
夢
(
ゆめ
)
のような
気
(
き
)
がしたのであります。
僕はこれからだ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
▼ もっと見る
出征
(
しゅっせい
)
する
朝
(
あさ
)
も、
神
(
かみ
)
だなの
前
(
まえ
)
にすわって、このことを
繰
(
く
)
り
返
(
かえ
)
していったのだ。
今日
(
きょう
)
は
野原
(
のはら
)
の
景色
(
けしき
)
が、あまり
美
(
うつ
)
しく
見
(
み
)
えるので、ついこれからの
激戦
(
げきせん
)
に
花
(
はな
)
と
散
(
ち
)
るのでないか、と
思
(
おも
)
ったよ。
戦友
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“激戦”の意味
《名詞》
激戦(げきせん)
激しい戦い。
激しい争いや競争。
(出典:Wiktionary)
激
常用漢字
小6
部首:⽔
16画
戦
常用漢字
小4
部首:⼽
13画
“激戦”で始まる語句
激戦震蕩
激戦中