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みなとまち
ふりがな文庫
“
港町
(
みなとまち
)” の例文
洋服
(
ようふく
)
をきればすぐ人にあやしまれて、追いまわされるし、ぼくは、もっと
暖
(
あたた
)
かい地方へいってしまいたいと思って、この
港町
(
みなとまち
)
へきたのだ
透明人間
(新字新仮名)
/
ハーバート・ジョージ・ウェルズ
(著)
「なるほど、
港町
(
みなとまち
)
の
道具屋
(
どうぐや
)
らしいな。」と
思
(
おも
)
って、
奥
(
おく
)
の
方
(
ほう
)
を
見
(
み
)
ると、
赤
(
あか
)
い
人形
(
にんぎょう
)
が、
目
(
め
)
にはいったのです。
お父さんの見た人形
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「此処から
港町
(
みなとまち
)
を
瞰
(
み
)
おろしておりますと、ちょっと長崎へ参ったような異国情調を感じますな」
細雪:01 上巻
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
黄包車
(
ワンポオツ
)
は
走
(
はし
)
る。そして、この
東洋
(
とうやう
)
の
幻怪
(
げんくわい
)
な
港町
(
みなとまち
)
はしつとりした
夜靄
(
よもや
)
の
中
(
なか
)
にも
更
(
ふ
)
け
行
(
ゆ
)
く
夜
(
よ
)
を
知
(
し
)
らない。やがて
歩
(
ある
)
き
疲
(
つか
)
れてふらりとはひりこんだのが、と
或
(
あ
)
る
裏通
(
うらどほり
)
の
茶館
(
ツアコブン
)
だつた。
麻雀を語る
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
鳥の音も海にしば鳴く
港町
(
みなとまち
)
湯いづる町を二たび過ぎつ
つゆじも
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
▼ もっと見る
「ぼっちゃん、
遠
(
とお
)
いのですよ。あっちの
港町
(
みなとまち
)
です。もし、あっちへいらしたら、およりくださいね。わたしのうちは、
停車場
(
ていしゃじょう
)
のすぐ
前
(
まえ
)
ですから。」と、おばさんが
教
(
おし
)
えてくれた。
はたらく二少年
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
港町
(
みなとまち
)
ポート・バードックの人びとは、その日の朝のうちは透明人間の話もうわさにすぎなかったものが、午後になると、ほんものの
怪物
(
かいぶつ
)
が町にあらわれたと知って、大さわぎになった。
透明人間
(新字新仮名)
/
ハーバート・ジョージ・ウェルズ
(著)
ついに、ぼくは、ある
日
(
ひ
)
のこと、ほこりをあびながら、
白
(
しろ
)
くかわいた
街道
(
かいどう
)
を
歩
(
ある
)
いていった。
港町
(
みなとまち
)
へいけば、おばさんにあえると
思
(
おも
)
ったのだ。いつしか
夕日
(
ゆうひ
)
は
松林
(
まつばやし
)
の
中
(
なか
)
にしずみかけた。
はたらく二少年
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ある
晩
(
ばん
)
のこと、
港町
(
みなとまち
)
の
小
(
ちい
)
さな
宿屋
(
やどや
)
に、それらの
人々
(
ひとびと
)
が
泊
(
と
)
まり
合
(
あ
)
わせました。
花咲く島の話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
港
常用漢字
小3
部首:⽔
12画
町
常用漢字
小1
部首:⽥
7画
“港”で始まる語句
港
港口
港灣
港々
港市
港内
港場
港崎町
港区
港崎