“港々”の読み方と例文
読み方割合
みなとみなと100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
飛行機ひこうきができて、一にちに、千も二千も、ぶようになったって、それがおれたちに、なんの利益りえきにもなるのでない。このふねでも、あたらしかったむかし威張いばって、おおきな港々みなとみなとへいったものさ。
船の破片に残る話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
このたびの船は日本の使節がくと云うめに、英吉利イギリスから迎船むかいぶねのようにして来たオーヂンと云う軍艦で、その軍艦にのっ香港ホンコン新嘉堡シンガポールと云うような印度インド洋の港々みなとみなとに立寄り、紅海に這入はいっ
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
国境各駅や各港々みなとみなとの密輸出を厳戒する必要上、そういうことは国家機関の発動に待つ以外には、テがないことであったから、極秘に至急国家警察局へだけは、手配を御依頼なさるようにと
グリュックスブルグ王室異聞 (新字新仮名) / 橘外男(著)