“迎船”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
むかいせん50.0%
むかいぶね50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
浦賀に上陸して酒を飲む咸臨丸かんりんまるの出帆は万延元年の正月で、品川沖を出てず浦賀にいった。同時に日本から亜米利加アメリカに使節がたっくので、亜米利加からその使節の迎船むかいせんが来た。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
このたびの船は日本の使節がくと云うめに、英吉利イギリスから迎船むかいぶねのようにして来たオーヂンと云う軍艦で、その軍艦にのっ香港ホンコン新嘉堡シンガポールと云うような印度インド洋の港々みなとみなとに立寄り、紅海に這入はいっ
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)