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迎火
ふりがな文庫
“迎火”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
むかえび
60.0%
むかいび
40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むかえび
(逆引き)
「むずかしいことはありませんのよ。普通な顔をして、門口のお
迎火
(
むかえび
)
を跨いで入って来てくださればそれでいいのですわ」
生霊
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
迎火
(
むかえび
)
でも焚いている場合かと思われる。ざわざわと吹き渡る風の音も、その場合ただならぬようにおぼえて、亡き魂がこの風に乗って来るのではないかという気がする。
古句を観る
(新字新仮名)
/
柴田宵曲
(著)
迎火(むかえび)の例文をもっと
(3作品)
見る
むかいび
(逆引き)
しかし幸か不幸かいまだ全く文明化せられざる今日においてはかかる裏長屋の
路地内
(
ろじうち
)
には時として
巫女
(
いちこ
)
が
梓弓
(
あずさゆみ
)
の歌も聞かれる。
清元
(
きよもと
)
も聞かれる。
盂蘭盆
(
うらぼん
)
の
燈籠
(
とうろう
)
や
果敢
(
はか
)
ない
迎火
(
むかいび
)
の
烟
(
けむり
)
も見られる。
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
迎火
(
むかいび
)
を
焚
(
た
)
いて
誰
(
たれ
)
待つ
絽
(
ろ
)
の
羽織
(
はおり
)
思い出す事など
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
迎火(むかいび)の例文をもっと
(2作品)
見る
迎
常用漢字
中学
部首:⾡
7画
火
常用漢字
小1
部首:⽕
4画
“迎”で始まる語句
迎
迎合
迎児
迎賓
迎我譲榻去
迎船
迎年
迎戦
迎方
迎春花
“迎火”のふりがなが多い著者
徳冨健次郎
柴田宵曲
徳冨蘆花
久生十蘭
夏目漱石
永井荷風