“迎賓”の読み方と例文
読み方割合
げいひん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼女の護国寺まいりには、日傘行列ひがさぎょうれつと、蒔絵まきえのおかごが江戸を縫い、警固の人馬と、迎賓げいひんの山門は、すべて人力ずくめ、金ずくめである。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
やがて、糸魚川いといがわの町口が見えた。と、驚くべき秩序美ちつじょびをもった軍隊が、迎賓げいひんの礼をって待っていた。町中、道々も、ちりひとつなかった。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そして中堂をめぐって整列していた曹操の親衛軍は、関羽のすがたを見ると一斉に迎賓げいひんの礼をとった。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)