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本當
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ほんと
ふりがな文庫
“
本當
(
ほんと
)” の例文
新字:
本当
此
(
こ
)
の
側
(
そば
)
な
小屋
(
こや
)
ぢやあんめえ、
俺
(
お
)
ら
先刻
(
さつき
)
見
(
み
)
た
時
(
とき
)
や
肥料小屋
(
こやしごや
)
だとばかし
思
(
おも
)
つてたな、
本當
(
ほんと
)
にかうだ
處
(
とこ
)
へ
醉狂
(
すゐきやう
)
な
噺
(
はなし
)
よな
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
長吉
(
ちようきち
)
づれが
草履
(
ざうり
)
の
泥
(
どろ
)
を
額
(
ひたい
)
にぬられては
踏
(
ふ
)
まれたも
同
(
おな
)
じだからとて、
背
(
そむ
)
ける
顏
(
かほ
)
のいとをしく、
本當
(
ほんと
)
に
堪忍
(
かんにん
)
しておくれ、みんな
己
(
お
)
れが
惡
(
わ
)
るい、だから
謝
(
あやま
)
る、
機嫌
(
きげん
)
を
直
(
なほ
)
して
呉
(
く
)
れないか
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
急げ急げ、こんどこそ
本當
(
ほんと
)
だ。
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
「
冷
(
つめ
)
たくつて
本當
(
ほんと
)
に
晴々
(
せえ/\
)
とえゝ
水
(
みづ
)
ぢやねえか、
俺
(
お
)
ら
方
(
ほ
)
の
井戸
(
ゐど
)
見
(
み
)
てえに
柄杓
(
ひしやく
)
で
汲
(
く
)
み
出
(
だ
)
すやうなんぢや、ぼか/\ぬるまつたくつて」おつたは
復
(
ま
)
た
獨語
(
ひとりごと
)
をいつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
氣になんぞ懸けなくても能いよ、己れも傘屋の吉三だ女のお世話には成らないと言つて、寄かゝりし柱に脊を擦りながら、あゝ詰らない面白くない、己れは
本當
(
ほんと
)
に何と言ふのだらう
わかれ道
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
▼ もっと見る
「
本當
(
ほんと
)
に
俺
(
お
)
ら
先刻
(
さつき
)
からさう
思
(
おも
)
つてんだが
立派
(
りつぱ
)
な
花
(
はな
)
ぢやねえかな」おつたは
庭先
(
にはさき
)
の
草花
(
くさばな
)
に
復
(
ま
)
た
噺
(
はなし
)
を
繼
(
つ
)
いだ。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
本
常用漢字
小1
部首:⽊
5画
當
部首:⽥
13画
“本”で始まる語句
本
本所
本郷
本当
本意
本望
本性
本文
本町
本堂