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普請小屋
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ふしんごや
ふりがな文庫
“
普請小屋
(
ふしんごや
)” の例文
と
普請小屋
(
ふしんごや
)
、材木納屋の前で叫び足らず、与吉は狂気の如く大声で、この
家
(
や
)
の前をも
呼
(
よば
)
わって
歩行
(
ある
)
いたのである。
三尺角
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
下の
普請小屋
(
ふしんごや
)
から木を叩くやうな音が二三度つづいて聞えて来て、またやんだ。空はどうやら曇つてるらしい。
計画
(新字旧仮名)
/
平出修
(著)
下の
普請小屋
(
ふしんごや
)
から木を叩くやうな音が二三度つづいて聞えて來て、またやんだ。空はどうやら曇つてるらしい。
計画
(旧字旧仮名)
/
平出修
(著)
と
普請小屋
(
ふしんごや
)
、
材木納屋
(
ざいもくなや
)
の
前
(
まへ
)
で
叫
(
さけ
)
び
足
(
た
)
らず、
與吉
(
よきち
)
は
狂氣
(
きやうき
)
の
如
(
ごと
)
く
大聲
(
おほごゑ
)
で、
此
(
この
)
家
(
や
)
の
前
(
まへ
)
をも
呼
(
よば
)
はつて
歩行
(
ある
)
いたのである。
三尺角
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
南屋
(
みなみや
)
の
普請
(
ふしん
)
に
懸
(
かゝ
)
つて
居
(
ゐ
)
るので、ちやうど
與吉
(
よきち
)
の
小屋
(
こや
)
と
往來
(
わうらい
)
を
隔
(
へだ
)
てた
眞向
(
まむか
)
うに、
小
(
ちひ
)
さな
普請小屋
(
ふしんごや
)
が、
眞新
(
まあたらし
)
い、
節穴
(
ふしあな
)
だらけな、
薄板
(
うすいた
)
で
建
(
た
)
つて
居
(
ゐ
)
る、
三方
(
さんぱう
)
が
圍
(
かこ
)
つたばかり、
編
(
あ
)
むで
繋
(
つな
)
いだ
繩
(
なは
)
も
見
(
み
)
え
三尺角
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
▼ もっと見る
普請小屋
(
ふしんごや
)
と、
花崗石
(
みかげいし
)
の
門柱
(
もんばしら
)
を
並
(
なら
)
べて
扉
(
とびら
)
が
左右
(
さいう
)
に
開
(
ひら
)
いて
居
(
ゐ
)
る、
門
(
もん
)
の
内
(
うち
)
の
横手
(
よこて
)
の
格子
(
かうし
)
の
前
(
まへ
)
に、
萌黄
(
もえぎ
)
に
塗
(
ぬ
)
つた
中
(
なか
)
に
南
(
みなみ
)
と
白
(
しろ
)
で
拔
(
ぬ
)
いたポンプが
据
(
すわ
)
つて、
其
(
その
)
縁
(
ふち
)
に
釣棹
(
つりざを
)
と
畚
(
ふご
)
とがぶらりと
懸
(
かゝ
)
つて
居
(
ゐ
)
る、
眞
(
まこと
)
にもの
靜
(
しづ
)
かな
三尺角
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
普
常用漢字
中学
部首:⽇
12画
請
常用漢字
中学
部首:⾔
15画
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
屋
常用漢字
小3
部首:⼫
9画
“普請小”で始まる語句
普請小舎