“ふしんごや”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
普請小屋80.0%
普請小舎20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
下の普請小屋ふしんごやから木を叩くやうな音が二三度つづいて聞えて來て、またやんだ。空はどうやら曇つてるらしい。
計画 (旧字旧仮名) / 平出修(著)
普請小屋ふしんごや材木納屋ざいもくなやまへさけらず、與吉よきち狂氣きやうきごと大聲おほごゑで、このまへをもよばはつて歩行あるいたのである。
三尺角 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
ミハイロは夜は普請小舎ふしんごやの隅に寝る事にしてゐた。木賃きちんに泊る程の贅沢も出来ないのだ、手伝の娘は外の娘達と連立つて何処へか帰つて行く、時には例の職人と一緒に帰つて行く事もある。
椋のミハイロ (新字旧仮名) / ボレスワフ・プルス(著)