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昏
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くれ
ふりがな文庫
“
昏
(
くれ
)” の例文
聞給
(
きゝたま
)
はゞ
嘸
(
さぞ
)
な
歡
(
よろこ
)
び給ふべし
暫
(
しば
)
し
涙
(
なみだ
)
に
昏
(
くれ
)
けるが否々年も行ぬ
其方們
(
そなたたち
)
先々
(
まづ/\
)
見合
(
みあはせ
)
呉
(
くれ
)
と云を兄弟は聞ず
敵討
(
かたきうち
)
に出ると云にも非ず父樣の樣子を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
勤行
(
ごんぎょう
)
が済み次第参ろうとあって、やがてついて一泊し、明朝出立に臨み前夜通りの挨拶の後、僧また汝が朝始めた業は
昏
(
くれ
)
まで続くべしと言って去った。
十二支考:03 田原藤太竜宮入りの話
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
松原は飛脚ちひさし雪の
昏
(
くれ
)
一晶
(
いっしょう
)
古池の句の弁
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
云べき詞もなく
名利
(
みやうり
)
の程も
恐
(
おそろ
)
しと兩人涙に
昏
(
くれ
)
て居たりしに武藏屋長兵衞は
委細
(
ゐさい
)
引受
(
ひきうけ
)
て世話をなさんと
云
(
いふ
)
に
彌々
(
いよ/\
)
打喜び我々夫婦の命を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
下女心配で
堪
(
たま
)
らず、その
昏
(
くれ
)
に
跣
(
はだし
)
で逃げ帰り、その父兄
愕
(
おどろ
)
いて
暇
(
いとま
)
を乞いに来たので馬琴不思議に思い、色々聞き
糺
(
ただ
)
すと右次第、全く小説の妙趣向が浮かんだ欣喜の余りに出た独り言にほかならずと分り
十二支考:10 猪に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
▼ もっと見る
捨るぞや
強面
(
つれなき
)
親
(
おや
)
と
怨
(
うらみ
)
なせぞ
只
(
たゞ
)
此上は
善人
(
よきひと
)
に拾ひ上られ成長せば其人樣を父母と思ひて
孝行
(
かうかう
)
盡
(
つく
)
すべしと
暫時
(
しばし
)
涙に
昏
(
くれ
)
たりしが
斯
(
かゝ
)
る姿を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
昏
漢検準1級
部首:⽇
8画
“昏”を含む語句
黄昏
昏々
昏睡
昏倒
黄昏時
昏迷
黄昏方
昏睡状態
夕昏
昏昏
昏絶
昏乱
昏愚
昏惑
黄昏頃
昏睡的
薄昏
昏沌
日昏
昏庸頑夫
...