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手鎗
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てやり
ふりがな文庫
“
手鎗
(
てやり
)” の例文
つゞいて
飛込
(
とびこ
)
まんとする
獅子
(
しゝ
)
を
目掛
(
めが
)
けて、
私
(
わたくし
)
は
一發
(
いつぱつ
)
ドガン、
水兵
(
すいへい
)
は
手鎗
(
てやり
)
て
突飛
(
つきと
)
ばす、
日出雄少年
(
ひでをせうねん
)
は
素早
(
すばや
)
く
身
(
み
)
を
跳
(
をど
)
らして、
入口
(
いりくち
)
の
扉
(
とびら
)
をピシヤン。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
おの/\雪を
漕
(
こ
)
ぐべき(ふかき雪をゆくを里ことばにこぐといふ)ほどに、身をかため山刀をさし、
銕炮
(
てつはう
)
手鎗
(
てやり
)
又
棒
(
ぼう
)
など
持
(
もち
)
て山に入り、かの
足跡
(
あしあと
)
をたづねあとに
随
(
したが
)
へばかならず鹿を見る。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
手鎗
(
てやり
)
など思い思いの得物を持ちだして付近を警戒することになった。
死体の匂い
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
手鎗
(
てやり
)
を
廻
(
まわ
)
したりして、
辛
(
からう
)
じて
其
(
その
)
危害
(
きがい
)
を
防
(
ふせ
)
いで
居
(
を
)
るが、それも
何時
(
いつ
)
まで
續
(
つゞ
)
く
事
(
こと
)
か、
夜
(
よ
)
が
更
(
ふ
)
けるに
從
(
したが
)
つて、
猛獸
(
まうじう
)
の
勢
(
いきほひ
)
は
益々
(
ます/\
)
激烈
(
げきれつ
)
になつて
來
(
き
)
た、かゝる
時
(
とき
)
には
盛
(
さか
)
んに
火
(
ひ
)
を
焚
(
た
)
くに
限
(
かぎ
)
ると
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
鎗
漢検準1級
部首:⾦
18画
“手”で始まる語句
手
手拭
手前
手巾
手繰
手許
手向
手綱
手際
手燭