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心意氣
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こゝろいき
ふりがな文庫
“
心意氣
(
こゝろいき
)” の例文
新字:
心意気
ハァデンさんは、(讀者の御注意を願ひ度いが)家政婦でブロクルハースト氏そのまゝの
心意氣
(
こゝろいき
)
、そのまゝの
鯨骨
(
くぢらぼね
)
と鐵との
構成分子
(
こうせいぶんし
)
で出來てゐた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
逢
(
あ
)
ひたさに
用
(
よう
)
なき
門
(
かど
)
を
二度
(
にど
)
三度
(
さんど
)
、と
言
(
い
)
ふ
心意氣
(
こゝろいき
)
にて、ソツと
白壁
(
しろかべ
)
、
黒塀
(
くろべい
)
について
通
(
とほ
)
るものを、「あいつ
板附
(
いたつき
)
はべん」と
言
(
い
)
ふ
洒落
(
しやれ
)
あり、
古
(
ふる
)
い
洒落
(
しやれ
)
なるべし。
寸情風土記
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
見
(
み
)
たら
吃驚
(
びつくり
)
でござりませう
色
(
いろ
)
の
黒
(
くろ
)
い
背
(
せ
)
の
高
(
たか
)
い
不動
(
ふどう
)
さまの
名代
(
めうだい
)
といふ、では
心意氣
(
こゝろいき
)
かと
問
(
と
)
はれて、
此樣
(
こん
)
な
店
(
みせ
)
で
身上
(
しんしやう
)
はたくほどの
人
(
ひと
)
、
人
(
ひと
)
の
好
(
い
)
いばかり
取得
(
とりえ
)
とては
皆無
(
かいむ
)
でござんす
にごりえ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
鈴蘭のやうな
薔薇
(
ばら
)
の花、アカデエモスの庭に咲く
夾竹桃
(
けふちくたう
)
に
絡
(
から
)
んだ
旋花
(
ひるがほ
)
、極樂の園にも亂れ咲くだらう、噫、鈴蘭のやうな
薔薇
(
ばら
)
の花、おまへは
香
(
にほひ
)
も
色
(
いろ
)
もなく、
洒落
(
しやれ
)
た
心意氣
(
こゝろいき
)
も無い、
年端
(
としは
)
もゆかぬ花だ
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
自
(
じ
)
まんも
恐
(
おそ
)
ろしき
胴間聲
(
どうまごゑ
)
に
霞
(
かすみ
)
の
衣
(
ころも
)
衣紋坂
(
ゑもんざか
)
と
氣取
(
きど
)
るもあり、
力
(
りき
)
ちやんは
何
(
ど
)
うした
心意氣
(
こゝろいき
)
を
聞
(
き
)
かせないか、やつた/\と
責
(
せ
)
められるに、お
名
(
な
)
はさゝねど
此坐
(
このざ
)
の
中
(
なか
)
にと
普通
(
ついツとほり
)
の
嬉
(
うれ
)
しがらせを
言
(
い
)
つて
にごりえ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
心
常用漢字
小2
部首:⼼
4画
意
常用漢字
小3
部首:⼼
13画
氣
部首:⽓
10画
“心意氣”で始まる語句
心意氣氣