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御懇命
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ごこんめい
ふりがな文庫
“
御懇命
(
ごこんめい
)” の例文
上へ
伺
(
うかゞ
)
ふには餘人にては
宜
(
よろし
)
からず兼々
御懇命
(
ごこんめい
)
を
蒙
(
かうむ
)
る石川近江守然るべしとて近江守を
招
(
まね
)
かれ
委細
(
ゐさい
)
申し
含
(
ふく
)
め
御機嫌
(
ごきげん
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
旧来のお馴染である旦那様にも
種々
(
いろ/\
)
御懇命
(
ごこんめい
)
を蒙むったこともありますから、またお力になるお話もありましょう、またお嬢様にも久し振でお目にかゝりたい
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
これが
荷物
(
にもつ
)
に
成
(
な
)
るもあり、
御懇命
(
ごこんめい
)
うけまするお
出入
(
でいり
)
の
人々
(
ひと/″\
)
お
手傳
(
てつだひ
)
お
手傳
(
てつだ
)
ひとて
五月蠅
(
うるさ
)
きを
半
(
なかば
)
は
斷
(
ことは
)
りて
集
(
あつ
)
まりし
人
(
ひと
)
だけに
瓶
(
かめ
)
のぞきの
手
(
て
)
ぬぐひ、それ、と
切
(
き
)
つて
分
(
わ
)
け
給
(
たま
)
へば、一
同
(
どう
)
手
(
て
)
に
手
(
て
)
に
打冠
(
うちかぶ
)
り
われから
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
成程伊香保で
御懇命
(
ごこんめい
)
を
蒙
(
こうむ
)
った……是は始めて御意得ます、
予々
(
かね/″\
)
此の者からお噂ばかり聞いて居りますが、
此者
(
これ
)
は私の
姪筋
(
めいすじ
)
に当る者でござるが、不幸にして男縁がなく
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
お
美尾
(
みを
)
の
母
(
はゝ
)
は
東京
(
とうけう
)
の
住居
(
すまい
)
も
物
(
もの
)
うく、はした
無
(
な
)
き
朝夕
(
てうせき
)
を
送
(
おく
)
るに
飽
(
あ
)
きたれば、一つはお
前樣
(
まへさま
)
がたの
世話
(
せわ
)
をも
省
(
はぶ
)
くべき
爲
(
ため
)
、つね/″\
御懇命
(
ごこんめい
)
うけましたる
從
(
じゆ
)
三
位
(
み
)
の
軍人樣
(
ぐんじんさま
)
の、
西
(
にし
)
の
京
(
けう
)
に
御榮轉
(
ごゑいてん
)
の
事
(
こと
)
ありて
われから
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
▼ もっと見る
誠にどうも此の
度
(
たび
)
は何とも申そうようもない次第で、実にえゝ御尊父さまには
一方
(
ひとかた
)
ならぬ
御懇命
(
ごこんめい
)
を受けました、志摩などは誠にあゝいうお方様がと存じましたくらいで
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
懇
常用漢字
中学
部首:⼼
17画
命
常用漢字
小3
部首:⼝
8画
“御懇”で始まる語句
御懇
御懇意
御懇情
御懇望
御懇切
御懇談