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幻
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げん
ふりがな文庫
“
幻
(
げん
)” の例文
同月
(
どうげつ
)
二十三
日
(
にち
)
には
幻
(
げん
)
望
(
ぼう
)
二
子
(
し
)
の
他
(
ほか
)
、
玄川子
(
げんせんし
)
を
加
(
くは
)
へて四
人
(
にん
)
で
掘
(
ほ
)
つた。
今度
(
こんど
)
は、
小徑
(
こみち
)
の
左方
(
さはう
)
の
緩斜面
(
くわんしやめん
)
を
成
(
な
)
す
芋畑
(
いもばたけ
)
である。
探検実記 地中の秘密:04 馬籠と根方
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
東海の黄公少時
幻
(
げん
)
を能くし蛇や虎を制するに赤金刀を
佩
(
お
)
ぶ、衰老の後飲酒度を過ぐ、白虎が東海に
見
(
あらわ
)
れたので例の赤刀を持ち
厭
(
まじない
)
に行きしも術行われず虎に食われた
十二支考:01 虎に関する史話と伝説民俗
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
おお、それは、
幻
(
げん
)
の
陣
(
じん
)
をしいて鳴りをしずめていた
咲耶子
(
さくやこ
)
が、かねて手はずをあわせてある
合図
(
あいず
)
の笛。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
あるいは
黙然
(
もくねん
)
遊動して谷より谷に移るもの、往々にして動かざる自然を動かし、変わらざる景色を変え、塊然たる物象を化して夢となし、
幻
(
げん
)
となし、霊となし、怪となし
小春
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
竹童
(
ちくどう
)
があいずの
狼煙
(
のろし
)
をみて、この地方に敵ありと知った
武田伊那丸
(
たけだいなまる
)
は、
白旗
(
しらはた
)
の
森
(
もり
)
に
軍旅
(
ぐんりょ
)
をととのえ、
裾野陣
(
すそのじん
)
の
降兵
(
こうへい
)
をくわえた約千余の人数を、
星
(
せい
)
、
流
(
りゅう
)
、
騎
(
き
)
、
白
(
はく
)
、
幻
(
げん
)
の五段にわかち、
木隠
(
こがくれ
)
、
巽
(
たつみ
)
、
山県
(
やまがた
)
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“幻”の意味
《名詞》
(まぼろし)実体がないのに実在するように見えること。
(まぼろし)すぐ消える儚いもの。
(まぼろし)実在するかどうか確認されていないもの。
(出典:Wiktionary)
幻
常用漢字
中学
部首:⼳
4画
“幻”を含む語句
幻想
幻影
幻像
幻覚
夢幻
幻燈
幻象
幻想的
幻滅
幻術
幻術師
幻想曲
幻視
幻景
幻化
幻暈
幻想家
幻術者
幻翳
幻覺
...