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裾野陣
ふりがな文庫
“裾野陣”の読み方と例文
読み方
割合
すそのじん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すそのじん
(逆引き)
汝
(
なんじ
)
のようなうすのろを、
戦
(
いくさ
)
の用に立てようとしたのが半助の
大失策
(
だいしっさく
)
、ご
当家
(
とうけ
)
の軍勢が
裾野陣
(
すそのじん
)
へくりだすときに
間
(
ま
)
にあってこそ、鷲もご用に立つとおもって申したのだ。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
いっぽう、あやしげな
親船
(
おやぶね
)
を逃げだした鼻かけ
卜斎
(
ぼくさい
)
の
八風斎
(
はっぷうさい
)
。たちまち
加賀
(
かが
)
の
美川
(
みかわ
)
ヶ浜に上陸して、陸路
越前
(
えちぜん
)
の
北
(
きた
)
ノ
庄
(
しょう
)
へ帰りつき、主人
勝家
(
かついえ
)
に、
裾野陣
(
すそのじん
)
のありさまを残りなく復命した。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
裾野陣
(
すそのじん
)
の大評議をした各将は、待ちもうけていた菊池半助を、地理の案内役として先陣にくわえ、全軍
犬巻峠
(
いぬまきとうげ
)
の
嶮
(
けん
)
をこえて、
富士河原
(
ふじがわら
)
を乗りわたし、
天子
(
てんし
)
ヶ
岳
(
たけ
)
のふもとから
南裾野
(
みなみすその
)
へかけて
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
裾野陣(すそのじん)の例文をもっと
(1作品)
見る
裾
常用漢字
中学
部首:⾐
13画
野
常用漢字
小2
部首:⾥
11画
陣
常用漢字
中学
部首:⾩
10画
“裾野”で始まる語句
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