“布呂敷”の読み方と例文
読み方割合
ふろしき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此時分(このじぶん)の發掘法(はつくつはふ)といふのは、幼稚(ようち)なもので、幻花子(し)はハンマーでこつこつ掘(ほ)つて、布呂敷(ふろしき)で貝殼(かひがら)を渫(しやく)ひ出(だ)す位(くら)ゐ。
玄子(げんし)と余(よ)とは先(ま)づ林(はやし)に入(い)りて、樹(き)の枝(えだ)を折(を)り來(きた)り、それを柱(はしら)として畑中(はたなか)に立(た)て、日避(ひよけ)の布片(きれ)を天幕(てんと)の如(ごと)く張(は)り、豆(まめ)の莖(くき)の束(たば)にしてあるのを借(か)り來(きた)つて、地(ち)に置(お)き、其上(そのうへ)に布呂敷(ふろしき)シオルなど敷(し)いて
幻花子(げんくわし)は、此土瓶(このどびん)を布呂敷(ふろしき)に包(つゝ)み、背(せ)に斜(はす)に掛(か)けて負(お)ひ、自轉車(じてんしや)に反身(そりみ)で乘(の)つて走(はし)らすのを、後(うしろ)から見(み)て行(ゆ)く佛骨子(ぶつこつし)が、如何(どう)かして自轉車(じてんしや)から落(お)ちて、土瓶(どびん)を破(こは)したら面白(おもしろ)からうと呪(のろ)つたといふ。