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きゃくさま
ふりがな文庫
“
客様
(
きゃくさま
)” の例文
旧字:
客樣
私
(
わたくし
)
の
永
(
なが
)
い
幽界生活中
(
ゆうかいせいかつちゅう
)
にもお
客様
(
きゃくさま
)
と
水杯
(
みずさかずき
)
を
重
(
かさ
)
ねたのは、たしかこの
時
(
とき
)
限
(
き
)
りのようで、
想
(
おも
)
い
出
(
だ
)
すと
自分
(
じぶん
)
ながら
可笑
(
おか
)
しく
感
(
かん
)
ぜられます。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
「おや、それは
御親切
(
ごしんせつ
)
に、
有難
(
ありがと
)
うはござんすが、あたしゃいまも
申
(
もう
)
します
通
(
とお
)
り、
風邪
(
かぜ
)
を
引
(
ひ
)
いたお
母
(
かあ
)
さんと、お
見世
(
みせ
)
へおいでのお
客様
(
きゃくさま
)
がござんすから。——」
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
ええ
一寸
(
ちょっと
)
一言ご
挨拶
(
あいさつ
)
申
(
もう
)
しあげます。
今晩
(
こんばん
)
はお
客様
(
きゃくさま
)
にはよくおいで下さいました。どうかおゆるりとおくつろぎ下さい。さて
現今
(
げんこん
)
世界
(
せかい
)
の
大勢
(
たいせい
)
を見るに
実
(
じつ
)
にどうもこんらんしている。
紫紺染について
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
あなたは
今
(
いま
)
斯
(
こ
)
うしている
私
(
わたくし
)
の
姿
(
すがた
)
を
見
(
み
)
て、ただ
一人
(
ひとり
)
のやさしい
女性
(
じょせい
)
と
思
(
おも
)
うであろうが、
実
(
じつ
)
はこれは
人間
(
にんげん
)
のお
客様
(
きゃくさま
)
を
迎
(
むか
)
える
時
(
とき
)
の
特別
(
とくべつ
)
の
姿
(
すがた
)
、いつか
機会
(
おり
)
があったら
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
あい、
肝腎
(
かんじん
)
のお
見世
(
みせ
)
の
方
(
ほう
)
を、
脱
(
ぬ
)
けて
来
(
き
)
たのでござんすから、一
刻
(
こく
)
も
速
(
はや
)
く
帰
(
かえ
)
りませぬと、お
母
(
かあ
)
さんにいらぬ
心配
(
しんぱい
)
をかけますし、それに、
折角
(
せっかく
)
のお
客様
(
きゃくさま
)
にも、
申訳
(
もうしわけ
)
がござんせぬ
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
▼ もっと見る
「ほんとうにいいね。そんならそのときぼくはお
客様
(
きゃくさま
)
になっていってもいいだろう。」
いちょうの実
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
「お
焼香
(
しょうこう
)
のお
客様
(
きゃくさま
)
がお
見
(
み
)
えでござんす。よろしかったら、お
通
(
とお
)
し
申
(
もう
)
します」
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
客
常用漢字
小3
部首:⼧
9画
様
常用漢字
小3
部首:⽊
14画
“客様”で始まる語句
客様扱