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安
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いづ
ふりがな文庫
“
安
(
いづ
)” の例文
国民よ少しく省みよ、爾の中に爾の生気あらば、爾の中に爾の希望あらば、爾の中に爾の精神あらば、
安
(
いづ
)
くんぞ此の婚嫁によつて爾の大事を決せんとするを要せむ。
国民と思想
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
其ノ
荊州
(
けいしゆう
)
ヲ破リ、江陵ヲ下リ、流レニ
順
(
したが
)
ツテ東スルヤ、
舳艫
(
じくろ
)
千里、
旌旗
(
せいき
)
空ヲ
蔽
(
おほ
)
フ、酒ヲソソイデ江ニ
臨
(
のぞ
)
ミ、
槊
(
ほこ
)
ヲ横タヘテ詩ヲ賦ス、マコトニ一世ノ雄ナリ、而シテ今
安
(
いづ
)
クニカ在ル哉
大菩薩峠:27 鈴慕の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
(三六)
暴
(
ばう
)
を
以
(
もつ
)
て
暴
(
ばう
)
に
易
(
か
)
へ、
其
(
そ
)
の
非
(
ひ
)
なるを
知
(
し
)
らず。
神農
(
しんのう
)
・
虞
(
ぐ
)
(舜 )・
夏
(
か
)
(禹 )
(三七)
忽焉
(
こつえん
)
として
沒
(
ぼつ
)
しぬ、
(三八)
我
(
われ
)
安
(
いづ
)
くにか
適歸
(
てきき
)
せん。
吁嗟
(
ああ
)
(三九)
徂
(
ゆ
)
かん。
(四〇)
命
(
めい
)
の
衰
(
おとろ
)
へたるかな
国訳史記列伝:01 伯夷列伝第一
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
其の源泉は隠れて深山幽谷の中に有り、之を
索
(
もと
)
むれば更に深く地層の下にあり、
砥
(
と
)
の如き山、之を
穿
(
うが
)
つ可からず、
安
(
いづ
)
くんぞ国民の元気を
攫取
(
くわくしゆ
)
して之を転移することを得んや。
国民と思想
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
バイロンの
所謂
(
いはゆる
)
暴野なるルーソー、理想美の夢想家遂に我邦に縁なくして、英国想の代表者、健全なる共和思想の先達なる民友子をして、仏学者
安
(
いづ
)
くにあると嘲らしむ、時勢の変遷
兆民居士安くにかある
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
▼ もっと見る
斯の如きは世なり。斯の如きは人間なり。深く心を人世に置くもの、
安
(
いづ
)
くんぞ憂なきを得ん。安くんぞ悲なきを得ん。甘露を
雨
(
ふ
)
らす法の道も、世を
滋
(
うる
)
ほすこと遅く、仁義の教も人の心をいかにせむ。
哀詞序
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
“安”の意味
《名詞》
(アン)安らかなこと。
(出典:Wiktionary)
安
常用漢字
小3
部首:⼧
6画
“安”を含む語句
安息
安楽椅子
安価
平安
安房
安居
安易
安静
安堵
心安
安楽
心安立
安値
安曇
安穩
安西
安定
安平
安心
安穏
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