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子路
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しろ
ふりがな文庫
“
子路
(
しろ
)” の例文
其
(
その
)
所謂
(
いはれ
)
を
聞
(
き
)
くと、
子路
(
しろ
)
と
云
(
い
)
ふ
男
(
をとこ
)
は、
一
(
ひと
)
つ
何
(
なに
)
か
教
(
をす
)
はつて、それをまだ
行
(
おこな
)
はないうちに、
又
(
また
)
新
(
あた
)
らしい
事
(
こと
)
を
聞
(
き
)
くと
苦
(
く
)
にする
程
(
ほど
)
正直
(
しやうぢき
)
だからだつて
云
(
い
)
ふんです。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
孔子
(
こうし
)
の
弟子
(
でし
)
なる
子路
(
しろ
)
は
勇
(
いさ
)
ましい男性的の者であって、つねに勇を好んだ。ある日
孔子
(
こうし
)
にたずねた
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
むかしの
李存孝
(
りそんこう
)
や
子路
(
しろ
)
だって、たった一匹の大虎を退治してさえ、一世にその名が売れたんじゃねえかよ。なんで四匹の虎を……。あはははは。この旅人は気が変らしい。気狂いだんべ
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
私はまアできそこなひの、その上本物よりも大いにエロな、
子路
(
しろ
)
だ、と。
私の小説
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
子曰く、近き者
説
(
よろこ
)
(悦)ぶときは遠き者来たらん。(
子路
(
しろ
)
、一六)
孔子
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
▼ もっと見る
それでね孔子の門人のうちで、
子路
(
しろ
)
が一番
好
(
すき
)
だって云うんですがね。
門
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
それでね
孔子
(
こうし
)
の
門人
(
もんじん
)
のうちで、
子路
(
しろ
)
が
一番
(
いちばん
)
好
(
すき
)
だつて
云
(
い
)
ふんですがね。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
實
(
じつ
)
の
所
(
ところ
)
私
(
わたし
)
も
子路
(
しろ
)
はあまりよく
知
(
し
)
らないから
困
(
こま
)
つたが、
何
(
なに
)
しろ
一人
(
ひとり
)
好
(
い
)
い
人
(
ひと
)
が
出來
(
でき
)
て、それと
夫婦
(
ふうふ
)
にならない
前
(
まへ
)
に、また
新
(
あた
)
らしく
好
(
い
)
い
人
(
ひと
)
が
出來
(
でき
)
ると
苦
(
く
)
になる
樣
(
やう
)
なものぢやないかつて、
聞
(
き
)
いて
見
(
み
)
たんです……
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
“子路”の解説
子路(しろ、紀元前543年 - 紀元前481年。)は、孔門十哲の一人である。姓は仲、名は由であるが、『論語』では字の子路をもってしばしば言及される。季路とも呼ばれる。また、二十四孝の一人に選ばれることもある。
(出典:Wikipedia)
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
路
常用漢字
小3
部首:⾜
13画
“子”で始まる語句
子
子供
子刻
子息
子細
子規
子孫
子守
子守唄
子爵