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そくじ
ふりがな文庫
“
即時
(
そくじ
)” の例文
右
(
みぎ
)
の
文體
(
ぶんてい
)
也ければ
直
(
たゞ
)
ちに麹町三丁目町醫師村井長庵
呼出
(
よびだ
)
しの
差紙
(
さしがみ
)
を札の辻の町役人へ渡されければ
非番
(
ひばん
)
の家主
即時
(
そくじ
)
に麹町の名主の玄關へ持參なし
順序
(
じゆんじよ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
これを
粥
(
かゆ
)
としまた
鰹節
(
かつぶし
)
を
煮出
(
にだ
)
して
用
(
もちう
)
れば大に
裨益
(
ひえき
)
あればとて、
即時
(
そくじ
)
、
价
(
しもべ
)
を
馳
(
は
)
せて
贈
(
おく
)
られたるなど、余は
感泣
(
かんきゅう
)
措
(
お
)
くこと
能
(
あた
)
わず、
涕涙
(
ているい
)
しばしば
被
(
ひ
)
を
沾
(
うるお
)
したり。
瘠我慢の説:05 福沢先生を憶う
(新字新仮名)
/
木村芥舟
(著)
それから
事務所
(
じむしよ
)
へ
行
(
い
)
つて
今
(
いま
)
までゐたんですが、
施療
(
せれう
)
は
村役場
(
むらやくば
)
の
證明書
(
しようめいしよ
)
のない
患者
(
くわんじや
)
には
絶對
(
ぜつたい
)
にできない
規定
(
きてい
)
だといふんです。だから十
日
(
か
)
分
(
ぶん
)
の
入院料
(
にふゐんれう
)
を
前金
(
ぜんきん
)
で
即時
(
そくじ
)
に
納
(
をさ
)
めろといふんです。
彼女こゝに眠る
(旧字旧仮名)
/
若杉鳥子
(著)
地中海から
廻航中
(
かいこうちゅう
)
の英艦隊が、例によってドイツ潜水艦のため、多少の
損傷
(
そんしょう
)
を
蒙
(
こうむ
)
ったとだけ報ぜられ、四隻とも
即時
(
そくじ
)
撃沈
(
げきちん
)
されたことにも、また金博士の弩竜号が活躍したことについても
のろのろ砲弾の驚異:――金博士シリーズ・1――
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
持來
(
もちきた
)
りし中に
蝦夷錦
(
えぞにしき
)
の
箸入
(
はしいれ
)
花菱
(
はなびし
)
の紋付たる一角の
箸
(
はし
)
鼈甲
(
べつかふ
)
の
簪
(
かんざし
)
などありしかば大岡殿是を見給ひ
即時
(
そくじ
)
に
金屋
(
かなや
)
利兵衞を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
即
常用漢字
中学
部首:⼙
7画
時
常用漢字
小2
部首:⽇
10画
“即”で始まる語句
即
即座
即刻
即死
即日
即位
即興
即席
即効紙
即坐