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施療
ふりがな文庫
“施療”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
せりょう
75.0%
せれう
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せりょう
(逆引き)
まさかこんな「養生所」などという
施療
(
せりょう
)
所へ押しこめられる筈はない。長崎で修業して来たから、なにか参考に
訊
(
き
)
かれるのだろう。この男は誤解しているのだ、と登は思った。
赤ひげ診療譚:01 狂女の話
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
金
(
きん
)
さんがよっしょいよっしょいと
担
(
かつ
)
がれて来るところが見える。あれでも病院が必要なのかと思った。何のために薬を盛って、患者を
施療
(
せりょう
)
するのか、ほとんど意義をなさない。
坑夫
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
施療(せりょう)の例文をもっと
(6作品)
見る
せれう
(逆引き)
だが、
入院
(
にふゐん
)
するとしても、
誰一人
(
たれひとり
)
入院料
(
にふゐんれう
)
などを
持合
(
もちあは
)
してゐる
筈
(
はず
)
がないので、
施療
(
せれう
)
患者
(
くわんじや
)
を
扱
(
あつか
)
ふ
病院
(
びやうゐん
)
へ
入
(
い
)
れるより
仕方
(
しかた
)
がなかつた。
彼女こゝに眠る
(旧字旧仮名)
/
若杉鳥子
(著)
含
(
ふく
)
んでこればかりは
私
(
わたし
)
の
幸福
(
しあはせ
)
さりとて
喧嘩
(
けんくわ
)
する
時
(
とき
)
もあり
無理
(
むり
)
な
小言
(
こごと
)
いはれまして
腹立
(
はらだ
)
ち
合
(
あ
)
ふこともあれど
跡
(
あと
)
も
無
(
な
)
し
先
(
さき
)
もなし
海鼠
(
なまこ
)
のやうなと
笑
(
わら
)
はれます
此頃
(
このごろ
)
は
施療
(
せれう
)
に
暇
(
ひま
)
がなうて
芝居
(
しばゐ
)
も
寄席
(
よせ
)
もとんと
御無沙汰
(
ごぶさた
)
その
内
(
うち
)
にお
誘
(
さそ
)
ひ
申
(
まを
)
します
兄
(
あに
)
はお
前
(
まへ
)
さまを
別れ霜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
施療(せれう)の例文をもっと
(2作品)
見る
施
常用漢字
中学
部首:⽅
9画
療
常用漢字
中学
部首:⽧
17画
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