“施療所”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せりょうじょ50.0%
せれうじよ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
老人は、ここで本朝ほんちょう最初の蘭医らんい施療所せりょうじょをやろうという思い立ちらしい。
牢獄の花嫁 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
せがれには、世人を救う仕事をさせたいと考えて、医学をまなばせ、自分が多年のあいだの蓄積と、諸家から礼に贈られた金とをあわせて、貧者や、出牢しても寄るべのない病人などを救う施療所せりょうじょを建て
牢獄の花嫁 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
七月九月の間に、ヴァルディキアーナ、マレムマ、サールディニアの施療所せれうじよより諸〻の病みな一の濠にあつまらば 四六—
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)