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半夜
ふりがな文庫
“半夜”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
はんや
55.6%
よなか
44.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はんや
(逆引き)
宗助
(
そうすけ
)
には
此
(
この
)
累々
(
るゐ/\
)
たる
黒
(
くろ
)
いものが、
悉
(
こと/″\
)
く
斯
(
か
)
う
云
(
い
)
ふ
娯樂
(
ごらく
)
の
席
(
せき
)
へ
來
(
き
)
て、
面白
(
おもしろ
)
く
半夜
(
はんや
)
を
潰
(
つぶ
)
す
事
(
こと
)
の
出來
(
でき
)
る
餘裕
(
よゆう
)
のある
人
(
ひと
)
らしく
思
(
おも
)
はれた。
彼
(
かれ
)
は
何
(
ど
)
の
顏
(
かほ
)
を
見
(
み
)
ても
羨
(
うらや
)
ましかつた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
そして
燈火
(
ともしび
)
に向って、篠崎の塾から借りて来た本を読んでいるうちに、
半夜
(
はんや
)
人定まったころ、燈火で尻をあぶられた徳利の口から、
蓬々
(
ほうほう
)
として蒸気が立ちのぼって来る。
安井夫人
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
半夜(はんや)の例文をもっと
(5作品)
見る
よなか
(逆引き)
「
亥刻
(
よつ
)
半といふと
半夜
(
よなか
)
だが、御主人は何んだつて、そんな場所へ行つたんです。話の樣子では、灯も無かつたやうだが」
銭形平次捕物控:261 弱い浪人
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
何かの拍子で眠れなかった時、病人の
唸
(
うな
)
るような声を
微
(
かす
)
かに聞いたと思い誤った
私
(
わたくし
)
は、一
遍
(
ぺん
)
半夜
(
よなか
)
に床を抜け出して、念のため父の
枕元
(
まくらもと
)
まで行ってみた事があった。
こころ
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
半夜(よなか)の例文をもっと
(4作品)
見る
“半夜”の意味
《名詞》
半 夜(はんや)
真夜中。
一晩の半分。
昼夜に分けて客を取った遊女。
(出典:Wiktionary)
半
常用漢字
小2
部首:⼗
5画
夜
常用漢字
小2
部首:⼣
8画
“半”で始まる語句
半
半分
半刻
半纏
半襟
半纒
半身
半年
半切
半歳
検索の候補
夜半
真夜半
夜半比
夜半亭
夜半過
半通夜
眞夜半
夜半楽
夜半着
夜半近
“半夜”のふりがなが多い著者
林不忘
夏目漱石
薄田泣菫
吉川英治
森鴎外
田中貢太郎
野村胡堂