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半夜
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よなか
ふりがな文庫
“
半夜
(
よなか
)” の例文
「
亥刻
(
よつ
)
半といふと
半夜
(
よなか
)
だが、御主人は何んだつて、そんな場所へ行つたんです。話の樣子では、灯も無かつたやうだが」
銭形平次捕物控:261 弱い浪人
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
何かの拍子で眠れなかった時、病人の
唸
(
うな
)
るような声を
微
(
かす
)
かに聞いたと思い誤った
私
(
わたくし
)
は、一
遍
(
ぺん
)
半夜
(
よなか
)
に床を抜け出して、念のため父の
枕元
(
まくらもと
)
まで行ってみた事があった。
こころ
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
明治二年七月八日発行の明治新聞と云うのに、浜田藩の淀藤十郎と云うのが、
古著屋
(
ふるぎや
)
からであろう、
蚊帳
(
かや
)
を買って来て、それを釣って寝たところで、その夜の
半夜
(
よなか
)
頃、枕頭へ女の姿があらわれた。
女の出る蚊帳
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
更け行く
半夜
(
よなか
)
の影を惜み
泣菫詩抄
(旧字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
“半夜”の意味
《名詞》
半 夜(はんや)
真夜中。
一晩の半分。
昼夜に分けて客を取った遊女。
(出典:Wiktionary)
半
常用漢字
小2
部首:⼗
5画
夜
常用漢字
小2
部首:⼣
8画
“半”で始まる語句
半
半分
半刻
半纏
半襟
半纒
半身
半年
半切
半歳