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切齒
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はがみ
ふりがな文庫
“
切齒
(
はがみ
)” の例文
新字:
切歯
買取
(
かひとり
)
見
(
み
)
るに同じく
漏居
(
もれゐ
)
ければ十兵衞
不審
(
いぶかり
)
ながら立歸りしが其夜に至り
子息
(
せがれ
)
庄左衞門
逐電
(
ちくでん
)
せし事を始て聞知り
切齒
(
はがみ
)
を爲て怒り歎きしが夜中に
書置
(
かきおき
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
切齒
(
はがみ
)
する
若者
(
わかもの
)
もあるといふ
騷
(
さは
)
ぎ、
誰
(
たれ
)
いふとなく『
日本人
(
につぽんじん
)
は
鐵
(
てつ
)
の一
種
(
しゆ
)
である、
如何
(
いかん
)
となれば
黒
(
くろ
)
く
且
(
か
)
つ
堅固
(
けんご
)
なる
故
(
ゆゑ
)
に。』などゝ
不思議
(
ふしぎ
)
なる
賞讃
(
しようさん
)
をすら
博
(
はく
)
して、一
時
(
じ
)
は
私
(
わたくし
)
の
鼻
(
はな
)
も
餘程
(
よほど
)
高
(
たか
)
かつたが
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
かなしみ
切齒
(
はがみ
)
なし
巡礼紀行
(旧字旧仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
寛
(
ゆる
)
すなとは此ことなりと
空嘯
(
そらうそぶ
)
いて居たりけるお文は
切齒
(
はがみ
)
をなしヱヽ
忌々
(
いま/\
)
しい段右衞門
未々
(
まだ/\
)
其後も慈恩寺村にて
能
(
いゝ
)
張半
(
ちやうはん
)
が出來たと云つて
夫
(
をつと
)
三五郎を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
『あゝ、
大變
(
たいへん
)
な
事
(
こと
)
をやつてしまつた。』と
武村兵曹
(
たけむらへいそう
)
は
自分
(
じぶん
)
の
失策
(
しくじり
)
に
切齒
(
はがみ
)
した。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
▼ もっと見る
いたみ
切齒
(
はがみ
)
なし
孝子実伝:―室生犀星に―
(旧字旧仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
なし
切齒
(
はがみ
)
を爲しながら涙を流し居たりける外記は
仔細
(
しさい
)
ぞ有んと上座より聲を掛け如何に九助
不分明
(
ふぶんみやう
)
なる爪印の致方眞實に申すべしと有しかば九助はハツと
頭
(
かしら
)
を上げて家老中の席を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
兵曹
(
へいそう
)
無念
(
むねん
)
の
切齒
(
はがみ
)
をなし
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
切
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
齒
部首:⿒
15画
“切”で始まる語句
切
切支丹
切尖
切先
切羽
切々
切符
切歯
切迫
切通