“依(たの)” の例文
が、折角(せっかく)の依(たの)みとあって見(み)れば何(なん)とか便宜(べんぎ)を図(はか)って上(あ)げずばなるまい。兎(と)も角(かく)も母人(ははびと)を瀑壺(たきつぼ)のところへ連(つ)れてまいるがよかろう……。
それから早速(さっそく)人(ひと)を依(たの)んで、だんだん先方(せんぽう)の身元(みもと)を査(しら)べて見(み)ると、生憎(あいにく)男(おとこ)の方(ほう)も一人(ひとり)息子(むすこ)で、とても養子(ようし)には行(ゆ)かれない身分(みぶん)なのでした。
これと申(もう)すも偏(ひとえ)に御指導役(ごしどうやく)のお爺(じい)さまのお骨折(ほねおり)、私(わたくし)からも厚(あつ)くお礼(れい)を申上(もうしあ)げます。この後(のち)とも何分(なにぶん)宜(よろ)しうお依(たの)み申(もう)しまする……。