“依羅”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
よさみ33.3%
ヨサミ33.3%
ヨサミノ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『鴨山の磐根しける吾をかも知らにと妹が待ちつつあらむ』(巻二、二二三)と咏み、その歌の次に、人麿が死んだ時、妻依羅よさみ娘子の作れる歌二首として
人麿の妻 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
もて若きほどの事とせらるるにか。そはこの妻失し時若児ありて後にまた依羅ヨサミ娘子を妻とせられし故なるべけれど、男はたとへ五六十に及たりとも子をも生せ妻を
人麿の妻 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
依羅氏は、新撰姓氏録摂津国皇別に、依羅ヨサミノ宿禰の条に、日下部宿禰同祖、彦坐命之後也とあり、又、河内国諸蕃、依羅ヨサミノ連の条に、百済国人素弥志夜麻美乃君之後也とある。
人麿の妻 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)