“ヨサミ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:よさみ
語句割合
依網50.0%
依羅50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
水たまる 依網ヨサミの池に ヌナハくり へけく知らに 堰杭ヰグヒつく川俣カハマタの江の 菱殻ヒシガラの刺しけく知らに、我が心し いや愚癡ヲコにして(大鷦鷯命——日本紀)
叙景詩の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
依網ヨサミの地の池から、池にある物に結びつけて、色々なものゝ水の下にあつたものも知らずに居た。さうして、刺のある水草にさゝつたと言ふのである。
叙景詩の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
もて若きほどの事とせらるるにか。そはこの妻失し時若児ありて後にまた依羅ヨサミ娘子を妻とせられし故なるべけれど、男はたとへ五六十に及たりとも子をも生せ妻を
人麿の妻 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)