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依々
ふりがな文庫
“依々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いい
66.7%
いゝ
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いい
(逆引き)
抜け
出
(
い
)
でんとして
逡巡
(
ためら
)
い、逡巡いては抜け出でんとし、
果
(
は
)
ては魂と云う個体を、もぎどうに
保
(
たも
)
ちかねて、
氤氳
(
いんうん
)
たる
瞑氛
(
めいふん
)
が散るともなしに四肢五体に
纏綿
(
てんめん
)
して、
依々
(
いい
)
たり
恋々
(
れんれん
)
たる心持ちである。
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
しかも成るべく気品を見せながら、
依々
(
いい
)
たり恋々たる風情で袂を
別
(
わか
)
つ。
東京人の堕落時代
(新字新仮名)
/
夢野久作
、
杉山萠円
(著)
依々(いい)の例文をもっと
(2作品)
見る
いゝ
(逆引き)
終焉
(
をはり
)
の影を
依々
(
いゝ
)
たる
わなゝき
(新字旧仮名)
/
末吉安持
(著)
依々(いゝ)の例文をもっと
(1作品)
見る
依
常用漢字
中学
部首:⼈
8画
々
3画
“依々”で始まる語句
依々恋々
“依々”のふりがなが多い著者
杉山萠円
末吉安持
夏目漱石
夢野久作