“來(きて)” の例文
新字:来
三五郎(らう)は居(ゐ)るか、一寸(ちよつと)來(きて)くれ大急(おほいそ)ぎだと、文次(ぶんじ)といふ元結(もとゆひ)よりの呼(よぶ)に、何(なん)の用意(ようい)もなくおいしよ、よし來(きた)と身(み)がるに敷居(しきゐ)を飛(とび)こゆる時(とき)、此(この)二タ股(また)野郎(やらう)覺悟(かくご)をしろ、横町(よこてう)の面(つら)よごしめ唯(たゞ)は置(お)かぬ
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
見付てヤア/\皆々(みな/\)早(はや)く來(きて)見(み)なアレ紙くづ買が狐(きつね)に誑(ばかさ)れて田圃の中(なか)で屑はござい/\と呼で一ツ所を往(ゆき)たり來(き)たりして居(ゐ)るが石(いし)を投付(なげつけ)て遣(やら)うと云に子供等は追々(おひ/\)馳集(はせあつ)まり是は可笑(をかし)い/\と手に/\石を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)