“被來”のいろいろな読み方と例文
新字:被来
読み方割合
いらし33.3%
いらしつ33.3%
いらつしや33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『何處から見てゐたの?……今日はお客樣が被來いらしたからうしたの。お前さんの家でもお客さんが行つたらお茶を出すんでせう?』
鳥影 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
『ハ、何にも……然う/\、先刻さつき靜子さんがお出でになつて、アノ、兄樣もお歸省かへりになつたから先生に遊びに被來いらしつて下さる樣にツて。』
鳥影 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
「怎うもしないのに!」自分に辯疏して見る傍から、「屹度加藤さんで午餐ひるが出て、それから被來いらつしやる。」といふ考が浮ぶ。
鳥影 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)