“いらしつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
被行40.0%
被來20.0%
被来20.0%
被居20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『二時間も前だわ。何處へ被行いらしつたでせう!』
鳥影 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
『ハ、何にも……然う/\、先刻さつき靜子さんがお出でになつて、アノ、兄樣もお歸省かへりになつたから先生に遊びに被來いらしつて下さる樣にツて。』
鳥影 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
『え、被來いらしつてよ。』と言つた顏は心持赧かつた。『それに、今日は三十日ですから少し月末の調べ物があつて……。』と何やら辯疏いひわけらしく言ひながら、下駄を脱いで
鳥影 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
『ハ、何にも……然う/\、先刻さつき静子さんがお出になつて、アノ、兄様にいさんもお帰省かへりになつたから先生に遊びに被来いらしつて下さる様にツて。』
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
『何処から見てゐたの?……今日はお客様が被来いらしつたからうしたの。お前さんのうちでもお客さんが行つたらお茶を出すんでせう?』
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
『今日随分長く学校に被居いらしつたわね。貴兄あなた智恵子さんに逢つたでせう?』
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
『ア、貴女は以前東京に被居いらしつたんですつてね?』
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)